苦痛と快感は紙一重!? スタンガンに撃たれた100人の“イキ顔“ポートレイト

メンズサイゾー / 2014年8月31日 17時0分

写真

 何かの刺激に大きく反応して顔を歪ませた、裸の女性や男性のバストショットのポートレイト。躍動する上半身や眉間の皺、苦痛とも恍惚ともとれるような被写体たちの表情を見ると、激しいプレイで絶頂に達している瞬間のように見える。しかしこの時、彼らの体には30万ボルトもの電流が走っている。

 この前代未聞のスタンガンによるポートレイトを撮影したのは、アメリカの南東部に位置するサウスカロライナ州を拠点に活動するポートレイト・カメラマンのパトリック・ホール。彼はこのポートレイト・プロジェクト「ザ・テイザー(スタンガンのこと)・プロジェクト」のメイキング・ビデオの中で、動機について次のように語っている。

「カメラの前では、被写体はどうしても身構えてしまう。もっと、内から出る感情のようなものを写真で捉えられないかと思ったんです」(以下のコメントも同様)

 そこでホールが思いついたのが、スタンガンだった。反応を制御しきれないほどの大きな刺激ならば、偽りのない表情を捉えられると考えたのだ。とはいえ、スタンガンはれっきとした武器。使用すれば、大きな苦痛と危険を伴う。被写体になる人なんて、いるのだろうか。当然、ホールもそう考えた。

「ただの変態サディストだと思われないか不安だった」

 そこで、彼はこのプロジェクトをイベント形式で行うことにした。参加者は被写体になるだけでなく、他の参加者がスタンガンに撃たれる姿をビール片手に見物もできる。"密室で行われる犯罪"ではなく、エンタテイメントにしたのだ。

 スタンガンの威力も、「もう二度とやりたくない!」と思わない程度の絶妙なレベルにし、撃つ人も見ず知らずの他人ではなく、被写体の友達や恋人など、親しい仲の人がやるルールに。もしもの場合に備えて、撮影前に参加者と免責同意書も交わす手はずにした。

 ただ、時代を経ても変わらないものにしたいという思いから、被写体には、余計な情報となる衣服は脱いでもらった―--といっても、男性は上半身裸、女性はベアトップ状の服を着ての撮影となった。人が集まらないんじゃないかという自分や周りの不安をよそに、結局、イベントには100人もの参加者が集まった。

 当初、静止画のポートレイトを撮ることが目的だったホールだが、スタンガンを撃たれる前から撃たれた瞬間、そしてその後、といった瞬間瞬間で目まぐるしく変わっていく被写体の表情をスローモーションの動画に収めたいと考えた。

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