K-POPライブシーズン到来! 日本の観客からのささやかで切実なお願い

messy / 2014年11月9日 12時0分

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 これからクリスマスシーズン、韓流やK-POPのコンサートやイベントが増える季節です。これまでライブ公演をときに記者として、ときにいちファンとして見てきた者から、韓国の事務所やイベント主催者の方々にささやかにお願いしたいことがいくつかございます。

 まず、ひとつ。歌手の方たちが会場を盛り上げようとして、マイクを客席に向けて、歌を一緒に歌うように促すこと。日本ではあまり効果があるように思えませんので、できれば控えていただきたいです。あの時間、胸がちょっとざわざわしてしまい、公演に集中できなくなるのです。

 ラテンなノリの韓国の観客であれば、大きな声をはりあげて斉唱し、熱い反応を返してくれるかもしれません。でも、ここは日本なんです。言葉の問題ではありません。日本の公演カルチャーは本国のそれとは少々異なることをどうぞご理解ください。特に観客の年齢層が高めになる、しっとり聴かせる系のバラード歌手のみなさんは、おやめになられたほうがよいでしょう。客席のオバサマ方にはかなり難易度の高い行為ですから、それは。

 「黙って座って聴いている=盛り上がっていない」では決してないのです、このことを声を大にして申しあげたいです。静かに盛り上がっているのです。心のなかで熱く拍手喝采しているんです。なのに、「あれ、盛り上がってなくね?」と誤解されてか、さらに煽るように繰り返しマイクを向けられる……と、その負担感と、目に見える形で盛り上がってあげられないことの申し訳なさに心が乱れ、歌に集中するどころじゃなくなってしまうのです。

 当のご本人も期待はずれの消化不良に陥るでしょうから、悪いことは言いません、〈客席いじり〉はいっそ禁じ手にしてください。

 客層の若いK-POPアイドルグループのライブとなると、日本のファンもだいぶ〈韓国ナイズ〉が進んでいて、ヒット曲で一糸乱れぬかけ声(曲にあわせた合いの手みたいなもの。前奏中にメンバーたちの本名を織り交ぜるのが定番)をかけるのが当たり前の光景になりました。黄色い歓声のボリュームレベルもだいぶ上がってきたように思います。それでも初めて日本で公演したアイドルたちは言うのです、「反応が薄くてさびしかったです。僕たち、人気ないんですか?」って。

 いやいや……そりゃね、のどから血が出るほど叫びつづけるような韓国のファンの応援スタイルに慣れてしまったら、日本のファンは相当おとなしく見えるかもしれません。でも、愛を音量で比べてはいけません。

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