“水商売経験”は内定取り消しの理由になるのか? 女子アナ内定を巡り女子大生と日テレが裁判へ 

messy / 2014年11月11日 18時0分

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 最新号の「週刊現代」(講談社)にて、来春から日本テレビにアナウンサーとして入社が内定していた東洋英和女学院の笹崎里菜さん(22)が、銀座のクラブでのアルバイト経験を理由に内定を取り消されていたと報じられた。笹崎さんは内定取り消しを不服として、日本テレビを相手に訴訟を起こしているという。

 笹崎さんは今年3月、日本テレビで新人研修を受けていた際に、人事担当者に母親の知り合いが経営する銀座の小さなクラブで短期間アルバイトしていたことを告げたところ、内定辞退を迫られ、最終的に内定取り消しを通告されたという。日本テレビ側はその理由として「(面接段階で)アルバイトの事実を申告していなかった」「ホステスのバイト歴は清廉な女子アナにふさわしくない」と述べたとのこと。

 しかし、彼女はこの日本テレビの言い分に納得せず、人事部との話し合いを重ねた結果、訴訟を起こすことになったのだそうだ。この裁判は11月14日に始まる。

せめて入社時は「品行方正」な子を?

 女子アナ内定を巡り、女子大生と日本テレビが争うことになった今回の一件。今年10月には、元日経新聞記者の女性がかつてAV女優として活動していたことが発覚し、いち個人の過去の経歴を晒すことの意義が問題になったが、今回は裁判にまで発展しており、さらなる波紋を呼ぶことになりそうだ。

 「水商売の経験は女子アナとしてふさわしくない」とし、笹崎さんの内定取り消しに踏み切った日本テレビ。女子アナといえば、様々なキャラや自身の過去や私生活をウリにするタレントとは違い、(入社時は一応)品行方正が重んじられる。職業に貴賤なしという言葉はあるものの、水商売経験を品行方正とはかけ離れたものと捉える人が多く存在するのが現状である。一方で、入社後に過去のプリクラやストリート雑誌のスナップ、プライベート写真などが発掘されても、大概は不問とされる矛盾もあるが……。

 ただ、笹崎さんが女子アナとして活躍するようになれば、水商売経験を知る第三者が彼女の過去を明るみにしようと暗躍していただろう。いくら彼女が女子アナ業に真面目に取り組んでいたとしても、学生時代の経験をピックアップされ面白おかしく書き立てられれば、日本テレビ全体のイメージダウンにつながる恐れもあるかもしれない。今では売れっ子フリーアナとなった夏目三久を“コンドーム事件”で簡単に切り捨てたほど、日テレは女子アナの素行に厳格という特徴があるようだ。

 すでに裁判について詳細が明らかに報道されてしまった以上、もし彼女が勝訴して女子アナの内定を取り戻し入局したとしても、日本テレビ側から異動や肩叩きなどの不当なハラスメントに遭う可能性も大きいだろう。裁判の行方に注目したい。
(シュガー乙子)

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