【シゴトを知ろう】グラフィックデザイナー 〜番外編〜

進路のミカタ / 2018年4月2日 12時4分

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冊子や書籍の表紙、ポスターなど紙面をデザインするグラフィックデザイナー。現在ではインターネットの普及により、冊子のみを手がけるデザイナーは珍しいようです。

今回はグラフィックデザイナーであり、Webデザインも手がける原田芽依さんにグラフィックデザインならではの面白さやグラフィックデザインとWebデザインの違いについて伺いました。

■流行を察知することは企業の打ち合わせにも生きる

――原田さんはグラフィックだけではなく、Webデザインも行っていると聞きましたが、デザインする上で違いはありますか?
 
グラフィックは決まったサイズの中でデザインするのに対して、Webデザインはユーザーによって目にする媒体が異なります。パソコンで見る人やスマホで見る人がいて、さらにスマホの種類によって画面のサイズも変わりますので、デザインを組む上で考える要素は多いかもしれません。しかし紙も特殊な加工をしたり、デザインが立体的になったりと、簡単ではありません。デザインを構成する要素は異なりますが、「デザインする」という意味で大きな違いはありません。
 
 
――この仕事ならではの「休日あるある」やついしてしまう癖があれば教えてください。

電車のつり革やビルなど身の回りにあるあらゆる物がデザインの一つで、世の中にはデザインがあふれています。広告など、グラフィックデザインを目にする機会も常にありますので、その度に「今はこんなデザインが流行しているんだな」と分析してしまいます。休日でも仕事のことを考えてしまう癖がつきました。

日常生活で目にしたデザインを参考にすることもありますし、企業の方から「最近はやっているデザインでお願いします」とオーダーをいただくこともありますので、デザインの分析は欠かせません。
 
 

■業界用語は多いが、働いている中で学べる

――この業界ならではのユニークな業界用語を教えてください。

「トンボ」や「ノド」といわれてピンとくる人は少ないのではないでしょうか。グラフィックデザインは実際に印刷されるサイズよりも大きく作ります。この余剰分を「裁ち落とし領域」といいます。印刷する際、裁ち落とし領域を示す印が印刷されるのですが、この印を「トンボ」というのです。「ノド」は冊子の部位の呼び名です。本を開いたとき、綴じている部分がノドになります。

デザインはパソコンのソフトで制作するため、用語にもカタカナが多いのですが、印刷の用語は漢字が多いです。コピーを「出力」というなど、独特のルールがあります。

デザイン業界にはさまざまな業界用語がありますが、働いているうちに自然と覚えます。学生の頃は業界で働くための知識を蓄えることも重要ですが、旅行や友達との時間といった学生だからこそ過ごせる時間を有意義に使ってほしいと思います。

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