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【シゴトを知ろう】オークション会社で働く人 ~番外編~

進路のミカタ / 2018年4月16日 12時3分

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皆さんの中にもドラマなどで、「何十万!」「何百万!」と次々高額な値段を提示し、自分の欲しい商品の購入を競うコレクターの姿を見たことがある方がいると思います。実際のところ、オークション会社はどんなことをしているのでしょうか?

今回は、企業の古物のオークションを主催する株式会社TOP Jの酒井瑛さんに、そのお仕事の裏側や「あるある」話を伺いました。

■道行く人の経済状況がすぐに分かってしまう!?

――オークションには、どのような世代、目的の人が多く訪れますか?お客様と接する際、気を付けていることがあれば教えてください。
 
客層はジャンルによって変わります。時計のお客様は30代後半〜60代くらいの落ち着いた男性の方が多いです。宝石も同様ですね。ただ、バッグのお客様は20代後半〜40代の男性がメインですが、比較的女性も多く、服装が派手な人もいらっしゃいます。これらのお客様は、買い付けがメインです。

気を付けているのは、失礼がないようにその場の雰囲気に自分のテンションを合わせるということです。お客様一人ひとりのノリや性格を把握することが、一番のポイントかなと思います。

 
――この仕事ならではの「あるある」や、プライベートでもついやってしまう癖があれば教えてください。

道行く人の持ち物を常に見てしまいます。職業柄、見れば持ち物の値段が大体分かってしまうので、その人の経済状況がすぐに分かってしまうのが辛いところです。あとは数字を言う時に、競りで使う言い方になってしまうこともたまにあります。66は「もみ」、88は「ぱりぱり」、22は「いらい」というように、自然と出てしまうのが恥ずかしいこともありますね。

■緊張した雰囲気の中でもふざけられる度胸が必要

――オークションでは場を盛り上げることも必要だと聞きました。酒井さんがオークション当日に心掛けていることや、役立つスキルがあれば教えてください。

もちろんいつもふざけているわけではないのですが、要所要所でちょっとした笑いを入れるように心掛けています。オークションでお客様が一番気にされることは商品を買えないことです。空気がピリピリしてきたら、軽くふざけて笑いをとり、和やかになるようにしています。ですので役立つスキルをあえていうならば、緊張した雰囲気の中でもふざけられる度胸でしょうか。

■日々の仕事で関わる人々に認められることが、達成感につながる

――最後に、仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

この仕事では自分で商材を売り込んだり、プロジェクトを任されたりするわけではありません。そのため、業績という形で個人の達成感が分かりやすく得られるわけではないように思います。ただ、日々の業務で社内の人間との関わり、お客様との関わりを通して、私自身が周りに認められてきたな、浸透してきたなと感じることは多々あります。ですので、仕事を通して関わってきた方に認められることが、私にとって最大の達成感につながっていると思います。

 
オークションではその時々によって変わる客層や会場の雰囲気に合わせて、テンションや発言を考えていく必要があるのですね。想像以上に、コミュニケーション能力が問われる仕事だということが分かりました。この仕事に興味がある人は、まずは人前で話すことなどに挑戦してみてはいかがでしょうか。
 

【profile】株式会社TOP J 酒井瑛
会社公式HP:http://top-j.co.jp/

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