「おk」「うp」は「打ち言葉」! 日本語はこれからどう変わっていく?

進路のミカタ / 2018年9月20日 12時3分

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「kwsk」「おこ」「りょ」など、ネット上でよく見かける短い言葉。皆さんもメールやSNSで友達とやりとりするときに、「おk」や「うp」といった言葉を使う場面も多いのではないでしょうか? こうしたネット特有の言葉遣いを文化庁が「打ち言葉」と表現し、話題となりました。なぜ文化庁は「書き言葉」「話し言葉」ではない、新たな表現を作ったのでしょうか。

■「打ち言葉」って何? 文化庁が新しい分類を提案!

文化庁は2018年3月、「おk」「うp」などネットやSNS上でよく使われる表現を「打ち言葉」と表現しました。こうした言葉は、文字を書くという意味では「書き言葉」ですが、1度のやりとりで交わされる情報量が少ないので「話し言葉」の要素も多く含みます。なぜ文化庁はわざわざ「打ち言葉」という分類を作ったのでしょうか?

「おk」「うp」は、パソコンのキーボードで「OK」「UP」を日本語入力のまま打ったときの表記からきています。パソコンが無かった時代には存在しなかった言葉で、パソコンが広く普及した現代だからこそ生まれた言葉といえます。新しい環境から生まれた言葉だからこそ、「書き言葉」「話し言葉」と分類する必要があると文化庁は考えたのかもしれません。

社会の変化や時間の流れとともに変わっていくコミュニケーションと言葉。ここで、日本語が過去どのように変化してきたのかを振り返ってみましょう。

■「~かしら」は昔と今とでは使い方が違う?

日本語の中には、過去と現在で使い方に違いがある言葉が存在します。例えば、女性がちょっと上品に物を尋ねるときに使う「~かしら?」という言葉。

この「かしら」、もともとは「かしらん」という言葉でした。「あら、そうかしらん?」と誰かが言っている姿を想像すると、つい女性がしなしなと身体をくねらせている姿を想像してしまいそうですが、昔は女性だけでなく男性も普通に使っていたようです。

「かしらん」はもともと「か知らぬ」という言葉でした。つまり、「~かどうか知らない」「~かどうかわからない」という意味を持っていました。「今日は水曜日かしらん」という表現でいえば、「今日は水曜日だったかどうかわからない」といった意味になります。「かしらぬ」という言葉が時代の流れとともに変化して「かしらん」となったといわれています。

■言葉は時代の流れとともに変化していく性質を持っている

このように、言葉は時代の流れによってさまざまに変化していく性質を持っているようです。より言いやすく、話しやすい形に進化したり、社会の変化に合わせて言葉も変化したりします。

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