支えてくれる周囲の人の思いを力にしてきた バレーボール・鳥越未玖さんインタビュー

進路のミカタ / 2018年8月7日 10時53分

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Vリーグ・NECレッドロケッツで活躍し、2017年に勇退した鳥越未玖さん。インターハイには高校1年生から3年間出場し、それぞれに思い出があるそうです。バレーボール選手としては体が小さかったため、高校時代にはさまざまな工夫を重ねていたのだとか。そんな鳥越さんに、当時の思いや勝つための努力などについて語っていただきました。

■体の小ささをカバーするために磨いた技術

―― 高校生の頃、どのような生徒でしたか?

高校生のときは身長160cm台前半で、バレーボール選手として体が大きい方ではありませんでした。「アタッカーとして活躍したい!」という強い思いを持っていましたが、身長の高い選手にはどうしても真っ向勝負ではかないません。そのため、スピードや守備力の強化、相手の嫌がるプレーなど、技術を磨くためにがむしゃらに練習をしていました。高校時代の監督には、「一球に対する執着心」を徹底的に教えられましたね。
アスリートとしては悪い例かもしれませんが(笑)、勉強はあまり得意ではありませんでした。もともと自分の興味のあることにしか集中できないタイプで、ひたすらバレーボールに打ち込んだ3年間でした。


―― 高校総体での思い出はありますか?

インターハイには3年間出場しましたが、初めて出場した1年生のときはとにかく緊張しました。私のサーブミスで試合が終わってしまい、悔しさと先輩たちへの申し訳なさでいっぱいになった苦い思い出があります。2年生のときはインフルエンザが流行して、私たちのチームも「あと1人倒れたら辞退」というギリギリの状態に。何とか出場できたものの敗退してしまい、プレーで感じるのとはまた違った悔しさがありました。
高校最後の3年生のときは、インターハイ予選直前に足を捻挫してしまいました。でも「足が折れてもいい」という強い気持ちで、テーピングをして試合に出場。最終予選には全校生徒が応援に駆けつけてくれ、その力のおかげもあってインターハイに出場し、インターハイ本番では、それまで勝てなかった強豪校にも勝って準優勝することができました。大きな壁を乗り越え自信にもつながった、とても価値ある勝利でした。

■支えてくれる人たちの思いが、大きな力になる

―― 高校時代に勝つために努力していたことはありますか?

他の選手に比べて体が小さかった分、「いかに工夫するか」を考えていました。パワーやジャンプ力を高めるための練習をしたり、上手な選手の映像を見てイメージトレーニングをしたり。常に「絶対に自分が決める!」という強い気持ちで練習や試合に臨んでいました。やっぱりスポーツは気持ちの強さが大切だと思います。気持ちが強いとパフォーマンスもよくなりますし、たとえ試合でリードされていても負ける気がしないんです。


―― 高校時代の経験はその後の競技人生にどんな影響を与えたと思いますか?

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