ヘアメイクのお仕事 【お仕事リレー・TGCができるまで】

進路のミカタ / 2018年8月29日 12時2分

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ファッションショーでは、モデルが着ている洋服だけではなくメイクに注目する人も多いと思います。「どうすればあんなに華やかになるんだろう」と感心してしまいますが、それにはヘア&メイクアップアーティストの高い技術が貢献しているのです。

今回、初期の東京ガールズコレクション(以下、TGC)からヘアメイクに携わっている風間義則さんに、ヘア&メイクアップアーティストになったきっかけや仕事の内容について話をお聞きしました。

■TGCではブランドの意向を聞いて、イメージに近づけるメイクをすることが重要

Q. TGCに関わる仕事として、どんなことをしていますか?

初期のTGCでは演出の打ち合わせから入っていましたが、現在は、本番の2週間ほど前に行われるフィッティングから参加しています。出演するブランドさんと打ち合わせをしてヘアメイクのイメージを聞きます。私はどちらかというとメイクに関わっていますので、ブランドさんにメイクのスタイルやデザインをアドバイスしていきます。TGCではブランドの意向を優先させて、イメージを近づけていきます。

当日はメイクだけでもスタッフが十何人もいますので、メイク道具を広げるなどそれぞれの準備が終わって落ち着いた段階で打ち合わせをします。当日の注意点や気を付けることの説明をします。

実はフィッティングのあとに、ブランドのイメージに合わせてテストメイクをして、実際に写真を撮影しています。それをメイクのスタッフ全員に配って共有します。スタッフは昔からTGCに携わっている人たちがほとんどなので、写真を見ればだいたい分かってくれます。なので当日トラブルが起こることはあまりなく、わりとスムーズに進行できますね。


Q. 現在の仕事に就いた経緯を教えてください。
 
大学時代、人形作家の四谷シモンさんのもとで人形作りを手伝うアルバイトをしていました。四谷さんはファッション業界にも知り合いが多く、ある有名なデザイナーの方を紹介していただきました。

実は当時、大学に入学したものの勉強に身が入らなくて、ほとんど学校へ行っていませんでした。将来の仕事をどうするか考えた時に「手に職をつけよう」と思い、この時点でうっすらと「ヘアメイクの仕事をしようかな」と考えていました。雑誌で自分の関わった作品にクレジット(制作に関わった人の名前)が出ることへの憧れもありました。それで大学を辞めて美容学校へ入学しました。

■モデルをかっこよくステージに送り込むことができた時、やりがいを感じる

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