【第1回よこぜプレゼン部】株式会社BOUQUET LAB 代表取締役社長 山口真由さん

進路のミカタ / 2019年5月29日 12時4分

■起業したことで「高校生視点」と「経営者視点」を同時に持てた

―― 会社設立までに大変だったことは?

事業面で越えるべき壁もありますが、私は起業したことによる環境の変化が一番大変でした。SNSやネットで叩かれることもあり、私だけでなく周辺の人まで傷ついてしまった経験があります。
でも家族や友だちに加え、味方になってくれたのは学校の先生でした。一番身近な親以外の大人が応援してくれたことで、大変なときも乗り越えられました。


―― 起業によって学んだことやご自身が成長したと感じることはありますか?

学生と起業家の二足のわらじを履くようになって、多面的なものの見方ができるようになりました。例えば政治経済の授業でも、私は高校生と経営者の視点の両方の視点で話を聞くことができ、感じることも考えることも2倍になります。
また時間の使い方も変わりました。限られた時間でやるべきことが多い中、どう効率的に動いてこなしていくかを全て自己責任で行う癖がつきました。

■起業の難しさを感じたことが、新たなイベントのアイデアに

―― 先日行われた初イベントBOUQUET AWARD vol.1を終えて、手ごたえをお聞かせください。

BOUQUET AWARDは私が起業の難しさを目の当たりにし、自分の就職について考えたことがきっかけになっています。自分が就職をするとしたら、名前を知っている企業に入りたいと思う。だとしたら若いうちから企業のことを知って、よい印象を持てれば就職活動時にも候補に入りやすくなります。
そこでBOUQUET AWARDでは、企業が自社の事業内容についてプレゼンをし、高校生・大学生にその内容を「わくわくできるかどうか」を基準に審査してもらい、細かくアンケート形式でフィードバックをしました。これまでは「学生のプレゼンに対して企業が判断する」ことが多かったと思いますが、その反対です。
それにより企業側も「どうすれば学生の心に届くのか」がリサーチでき、合同説明会対策にもなる。学生にとっても企業のことが理解できる、双方にとってプラスが多いイベントになったと思います。

参加者は80名ほどで、高校生と大学生の割合はほぼ半分ずつでしたが、97.5%の参加者から「役に立った・非常に役に立った」という意見をいただきました。大人が思っている以上に、学生は企業のことを知りたいと思っています。セミナーや説明会にも興味はあるものの敷居が高く、意識が高い学生が参加するものだと思っているふしがあります。今後は“意識高い系”のイベントを、誰が参加しても楽しめるようなものにして、回数も種類も増やしていきたいと思っています。


―― 事業のやりがいはどこに感じていますか?

運営したイベントが終わったときに企業の方から「よかったよ」と言ってもらえたり、皆さんが笑顔で帰る姿を見たりしたときに「やってよかった」と思いました。
また今回イベントに来てくださった学生さんは、普段企業のイベントなどにはあまり参加していない人。敷居を低くすることができ新しい参加者を開拓できたと思うと、非常にやりがいを感じます。

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