学年ビリから弁護士へ 佐藤大和弁護士が抱く仕事への思い

進路のミカタ / 2019年5月30日 12時6分

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レイ法律事務所の代表弁護士を務める他、講演やテレビ出演など幅広く活躍している佐藤大和さん。「弁護士=子どもの頃から頭の良い人」というイメージがありますが、佐藤さんの高校時代の成績はなんと学年ビリだったそうです。そんな佐藤さんに、高校時代のエピソードや弁護士を目指したきっかけ、お仕事のやりがいなどについてお話を伺いました。

■学年ビリの落ちこぼれ生徒だった高校時代

―― 高校時代はどのような生徒でしたか?

一言で言うなら、人生で一番の暗黒時代でした。もともと勉強が得意ではなく、小学5年生まで九九もできないような子どもだったんです。でも高校受験では猛勉強をして地元の進学校に何とか合格しました。入学してみると当然授業の進度は速く、周りは頭の良い子ばかり。必死で努力したものの全く授業についていけず、高1の終わり頃には学年ビリの成績になってしまいました。
そのうちやる気もなくなり、髪を金髪に染めたりして完全に“落ちこぼれ”に。高3のセンター試験では200点満点中30点や50点という惨憺たる結果でした。部活を頑張った訳でも成績が良かった訳でもなく、だからと言って不良にもなりきれず、全てが中途半端な高校時代でした。


―― 大学受験をしようと考えたきっかけは何でしたか?

高校が進学校だったので周りはみんな大学進学を希望していましたし、私も受験しようと考えていました。家が裕福ではなかったので国立大学を志望しましたが、先ほどお話しした通り成績は学年ビリ。高校の進路調査で「国立大学に行きたい」と伝えたら「夢は寝てから見なさい」と先生に言われ、とてもショックだったのを覚えています。
高校を卒業して浪人生活に入ってからは、勉強もせず悪友と夜遊びばかりしていました。そして2浪目に突入した19歳のとき、母が過労で倒れてしまったんです。母は昼と夜に仕事を掛け持ちし、家族のために無理をしていました。そのとき初めて「絶対に合格しなければならない。自分を信じてもう一度頑張ろう」と強く決意したんです。自分を追い込むために一人暮らしをはじめ、一心不乱に勉強をして、国立大学の人文学部に合格することができました。
人文学部を選んだのは、政治や経済・法律といった幅広い分野を学べると考えたからです。結果として「弁護士になる」という夢を見つけることができ、いろいろな可能性につながる学部を選んで良かったと思っています。

■軽い気持ちで参加したボランティアサークルが弁護士を目指すきっかけに

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