【シゴトを知ろう】ヘアスタイリスト ~番外編~

進路のミカタ / 2019年9月27日 12時5分

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「【シゴトを知ろう】ヘアスタイリスト 編」では、ヘアサロンで美容師として働きながら、ヘアスタイリストとしても活躍中の後藤ユースケさんに、仕事の内容ややりがいについてお話を伺いました。

今回は番外編として、ヘアスタイリストの「あるある」なことや、業界の意外な実態、顧客とのコミュニケーションで心がけていることなど、さらに深掘りした内容をお届けします。

■現場の「OK」が出るまで、いつまでも仕事が終わらないことも!?

―― このお仕事ならではの「あるある」なことを教えてください。
 
街を歩いていると、かわいい子をすぐ見つけられることです(笑)。この子ならこの雑誌・あの子はあっちの雑誌だな、などと活躍できそうな媒体を頭の中でカテゴライズしています。

また、すぐに髪の毛を見てしまうのもそうですね。あとは、知り合いになったらすぐ、「髪切って」と言われることです(笑)。


―― 意外と知られていない、このお仕事の知られざる事実やトリビアを教えてください。

ヘアスタイリストの仕事って、拘束時間は長いんですが、実働時間はそんなに長くないんです。現場の内容によっては、待機時間の方がはるかに長かったりします。

確実な終わりの時間が決まっていればいいんですが、自分のヘアメイクの仕事が終わったとしても、例えばモデルさんに何かあって撮影が進まないと、想定よりどんどん時間が伸びて、いつまでも終わらないこともあります(笑)。

―― ヘアスタイリストとして働くにあたって、住む場所、服装、休日の過ごし方など、特に意識していることはありますか?

住む場所は、渋谷など都心にすぐに出られるところ。朝が早く、夜が遅いとなると、電車がなくタクシーなどで移動しなくてはならないので、なるべく仕事先に近い場所がいいですね。

仕事着については、第一に動きやすく疲れない服装です。荷物をたくさん持って移動しなくてはならないので、まずはヘアスタイリストとしての仕事がしやすい服を選ぶようにしています。

■友達ではなく「良き相談相手」の距離感を保つことで居心地の良さを実現

―― ヘアスタイリストというお仕事を始めて、働く前に抱いていたイメージとのギャップはありましたか?

想像していたより、体育会系的な色が強かったです。上下関係が厳しかったりします。

また、ヘアスタイリストについて、世間的には見るからに個性的だったり中性的だったりする人がやっている仕事、という印象があるかもしれませんが、実際はそんなことはなく、ごくごく普通の人が多かったです。なので、変に「トガっていかなくては!」と気負わず、自然体でいいんだなと。気取っているよりも自然体のほうが、相手も話しかけやすいでしょうし、印象もいいと思います。


―― ヘアスタイリストとして活躍するにあたり、技術だけでなくセンスも大切になってくるかと思いますが、センスはどのように磨かれているのでしょうか?

感性を磨くために、さまざまなものを見て感じること。自分の成長につながるような場所や人、物に触れるようにしています。

「一流になりたいなら一流のものに触れろ」と言ったらいいでしょうか。一流になりたいのに一流のものに触れる努力を怠るのは良くないですよね。私も、高いところから安いところまで、綺麗なところから汚いところまで、いろんなところに行って感性を刺激しています。


―― 同業の方々に負けないよう、特に意識していることなどはありますか?

業界的にライバル心むき出し……という人は少ないような気がします。私も、特に他の人は気になりません。自分のやりたいことをやっているときは、周りが何をしていても気にならないものです。他人との差別化ではなく、ヘアスタイリストとしての独自化が重要だと思いますよ。

あとは、人の良い部分は素直に認めることも大切。人のやり方を見て、いいなと思えば真似しちゃうこともあります。プラスになると感じたものは何でも柔軟に取り入れていくようにしています。


―― 顧客とのコミュニケーションで心がけていることを教えてください。

友達ではなく、良き相談相手、くらいの距離感を意識しています。

これは美容師目線の話になってしまうのですが……美容室には、2カ月に一回くらいの頻度で行く人が多いかなと思います。つまり美容師は、家族でも恋人でも友達でもないけど、2カ月に一回は必ず会う他人という、けっこう特殊な存在ですよね。

そう考えると、美容師とお客様の距離感って絶妙で、何を言っても害がないし、なんでも気軽に相談できる立ち位置ではないかと思うんです。そこで近づきすぎてしまうと話しづらくなってしまうでしょうから、お客様にリラックスしていただくには、やはり友達より少し遠いくらいの距離感がちょうどいいのかなと思います。

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