【シゴトを知ろう】小売店店主 ~番外編~

進路のミカタ / 2020年3月23日 12時12分

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「Nakamura Tea Life Store」代表の西形圭吾さんは、地元・静岡の日本茶の良さを伝えるため、東京で専門店を経営しています。お店同士の横のつながりや、経営にあたって大切にしていることなど、小売店店主の仕事の裏側を「番外編」として紹介していきます。

■違う業種で働いていた人がお店を出すことも多い

―― 業界内にはどんな性格の方が多いですか?

新しいことにどんどんトライしていく人が多いと思います。お店の規模を拡大したり、新しいお店を出したりと、チャレンジ精神が旺盛ですね。私の場合はちょっと違って、無理をせず長くお店を続けていきたいと思っています。
 

―― 業界内ではどんなキャリアパスがありますか?

キャリアパスとはちょっと違うかもしれませんが、まったく違う業種で働いていた人がお店を出すパターンが多いと感じています。私もデザイン・映像の世界から飛び込みましたが、自分のスキルを生かして、それまで職業にしていなかったジャンルでお店を出す人は多いです。

■お店を出したからこそ、注目をしてもらえた

―― 業務を始められてから、一番驚かれたことは何ですか? 

お店を出したことで注目をしてもらって、いろいろな人が来てくれたことです。「売れる」という勝算があったわけではないので驚きました。東京にはたくさんお店があるのに、海外から来てくれるお客さんもいるんですよ。また、出店に伴ってオンラインショップの売上も伸びました。お店が「広告塔」になってくれたことは意外でしたね。

―― 業界内の横のつながりは多いですか?

近隣のお店とのつながりという意味では多いと思います。毎週火曜、この蔵前エリアの店主たちが集まって語らう会合があり、親睦を深めています。また、各店が協力して「蔵前展」というイベントも年数回行っており、私のお店も2年くらい前から参加しています。月1回、ミーティングをしながら、一緒にイベントを作り上げています。

■長く続けていくため、商品の価値を大切にする

―― お店の特徴やこだわりはなんですか?

当店のお茶は、農薬や化学肥料を使っていない「有機栽培」です。家族で畑に出て、手で草を刈って、土をつくり、丹精込めてお茶を育てる、生産者の1年の営みを素直に伝えられる商品を目指しています。

お客さんには、それぞれに合ったお茶の楽しみ方を提案しています。おいしい淹れ方や、食べ物との合わせ方なども伝えるようにしています。

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