【シゴトを知ろう】コピーライター 編
進路のミカタ / 2020年4月9日 12時11分

テレビのCMや駅に貼られたポスターなど、さまざまな場所で目にする印象的な短い言葉、キャッチコピー。そのキャッチコピーを考えているのは、”言葉の職人”であるコピーライターの方々です。
今回は「カラダに、ピース。カルピス」「行くぜ、東北」など、誰でも一度は耳にしたことがあるだろうコピーを手がけた、コピーライターの坂本和加さんに、仕事の内容ややりがいを伺いました。
■コピーライターは、道具(言葉)をうまく扱う職人
Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
主に広告の分野で「モノやコトを言葉で照らす」のがコピーライターという職業です。
「どうやったらこの商品を買ってもらえるだろう」「どうしたら自分たちの会社をうまく伝えられるだろう」と悩むお客様たちのために、キャッチコピー・ネーミング・スローガンなどの、言葉の領域でお手伝いをしています。広告はそもそもきちんと見てもらいにくいものなので「短く伝える」ことが前提になります。お客様に「こうだったらもっと効果的かもしれません」と提案し、“ひとこと(一言)化”する仕事です。
<一日のスケジュール>
10:00 始業、打ち合わせ
12:00 昼食
13:00 打ち合わせ
15:00 コピーライティング
17:00 終業
18:00 帰宅
スケジュールは日によってまちまちです。私は今、子育てをしていますが、家事を全て終えた21:00頃からコピーライティングをする日もあります。
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
日々とても楽しいのですが、「これだ!」という一言を見つけた瞬間、パズルのピースがピタッとはまったような感覚になる瞬間は楽しいです。また、お客様の課題解決へ向けて、考えた言葉が機能していったときや、結果が出て喜んでいただけたときはうれしくなりますね。
うまく伝えられない・伝わっていかないという言葉の不自由さは、この先もなくならないでしょう。なので、といかく正解にたどり着くまでが遠かったり……いろんなケースがありますが、それをトコトン楽しんでいます。
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
今はあまり感じません。ただ一人前になる前は、パチンとハマる言葉のピースを見つけるまでに時間がかかる、ということはありました。コピーライターは職人です。道具(言葉)を使いこなすには、それなりの修行が必要なんです。
でも、それがつらかったかといえば、そうではありません。そもそも仕事で「大変」とか「つらい」とか、そういった表現があまりピンと来ません。本当につらかったらこの仕事を続けていないので。もし何か壁があったとしても、なんだかんだ乗り越えて、結果的に楽しいなあ……というくり返しです。
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