【全日本マーチングコンテスト・金賞】八王子学園八王子高等学校

進路のミカタ / 2020年3月27日 12時12分

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美しいサウンドを奏でながら次々に隊列を変形させて、演奏と集団行動を合わせた表現を展開するマーチング。第32回全日本マーチングコンテスト(高等学校以上の部)に東京支部代表として出場した八王子学園八王子高等学校は、見事金賞を受賞しました。念願を叶えた喜びの声を、ドラムメジャー(指揮者)の吉見緋凪さんとサブドラムメジャーの立川杏夢奈さんに伺いました。

■ずっと出たかった夢の舞台で、最高の賞を獲得

―― 全国で金賞を受賞された感想をお聞かせください。

吉見:吹奏楽部の活動の中でも、特に思い入れがあるのがマーチングです。念願叶っての全国出場でしたが、実はかなり不安も感じていました。みんなをリードする「ドラムメジャー」としてのプレッシャーもあったので、ゴールドと聞いた時には本当に良かったと思いました。

立川:私はマーチングをやりたくて八王子学園に入学したので、本当にうれしかったです。1年生から3度目の挑戦にして出場できた夢の舞台。金賞を獲れて本当に最高の結果が残せたと思います。

―― 金賞を受賞できた一番の要因はなんだと思いますか?

吉見:コンクールやマーチングの大会に出場するメンバーは、パートごとの選抜で決まります。中には20人中6人しか出られないパートもあります。激戦を勝ち抜くために日頃からお互いに切磋琢磨しているので、個々の技術も高まりました。また、本番は午後だったので、午前中にコンディションを整えて臨めたことも大きかったです。

立川:9月までは座奏のコンクールと並行して取り組んでいましたが、大会直前までに気持ちの面でとても良い流れが作れたと思います。昨年、一昨年と全国大会に出場できなかった悔しさもよく知る上級生を中心に、大会に賭ける思いを下級生にも伝えながら、程よい緊張感を持って本番を迎えられました。

■評価はサウンド重視でも、「八学らしさ」で見栄えにも注力

―― 演技面でこだわったポイントを教えてください。

吉見:演目がメドレー曲だったので、曲ごとに演技の表情をくっきりさせるようにしました。マーチングコンテストは比較的、演奏面や音を重視する評価と言われていますが、音だけでなく見栄えや動きにも力を入れて練習しました。そこが八王子学園らしさでもありました。

立川:練習は、歩き方や呼吸といった基本のところから強化しました。マーチングは、美しく見えるように膝を曲げない歩き方などがあって、楽器を吹きながらほぼ動き続けるので、トレーニングをしないとかなり呼吸がきつくなってしまいます。マーチング用の筋トレなどもやっています。


―― 準備される中で一番努力されたことは何ですか?

吉見:私は普段はクラリネットパートで、この大会とは別の吹奏楽コンクールにも出場していました。その練習に加えて、マーチングの全体練習、さらにバトン練習もあり、それぞれの責務が果たせていないのではないかと葛藤もありましたが、みんなに迷惑をかけまいと取り組みました。

立川:私たちにもう一人のサブドラムメジャーを加えた3人は、練習中に上から全体を見て指示を出したり、練習内容を考えたりしていました。もちろん演奏メンバーでもあるので、自分の練習もしなければなりません。そこで、ローテーションで2人が練習を見て、1人は全体の中に入るようにしましたが、演奏の感覚を失わないようにするのは大変でした。

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