これでもまだ節約を続けますか?知っておきたい電気料金3つのポイント

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年6月30日 15時40分

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光熱費は季節変動費といって、季節により使用料に変化のある支出です。これからの季節はクーラー使用による電気料金の増加が悩ましいところでしょうか。

光熱費の節約は手軽に始められますが、努力の割には大きく支出を削減することが難しい費目です。非協力的な家族にイライラしたり、精神的に不安定になったりすることさえあります。

効果が見えにくいやみくもな電気料金の節約行動は疲れるだけです。

今回は、光熱費節約をするなら知っておきたい電気料金のポイント3つについて、ファイナンシャルプランナーの筆者がお伝えします。

■電気料金の仕組み

まずは、電気料金の構成を確認しておきましょう。

(1)基本料金は契約アンペア数で決まる

契約アンペア数を10アンペア(A)下げると基本料金が月々280.8円安くなります。

(2)使用できる電力量の目安

同時に最大どれだけの電化製品を使用するかが、実際に契約アンペアを選ぶポイントです。例えば、冷蔵庫は2.5A、電子レンジは15A、ヘアードライヤーは12Aです。(下記の表を参考にしてください。)あなたのご家庭で使用しているアンペア数を調べてみましょう。

(3)電気料金は三段階

電気料金は使用料に応じて三段階に分けて計算されます。
第一段階料金は比較的安い料金。第二段階は標準的な家庭の使用量を踏まえた料金。第三段階はやや割高。

では、使用料が200kWhだったと仮定して実際に計算してみましょう。

120kWh×19.43円=2,331.6
(200kWh-120kWh)×25.91=2,072.8
第一段階料金2,331.6と第二段階料金2,072.8を足して4,384.5円。これが電力量料金になります。
 ※実際の電力量料金には燃料費調整額が加減されます。

■ライフスタイルに合わせた無理のない節約を!

家族の生活時間帯が同じであればいっせいにその時間に電気製品を使用するため、アンペア数を落としても大丈夫か確認が必要です。

例えば、朝の時間帯にお母さんが炊飯ジャーと電子レンジ、洗濯機を使用。お父さんが電気シェーバー、お子様がドライヤーの使用など同時に複数の電気製品を使用するような場合です。 安易にアンペアを落とすと、利用時間の調整が必要となってしまいます。

アンペアを落としても電気使用量が減らなければ月額280円安くなるだけです。標準的な家族構成で電気の使用量が第三段階料金である300kWhを超えるのであれば使用の見直しが必要となるでしょう。しかし、そうでない場合は電気使用量を減らすのは結構大変な作業です。

以上、光熱費節約をするなら知っておきたい電気料金のポイントについてお伝えしました。

電気料金の節約では、“月額数百円の電気料金節約と引き換えにどこまでできるのか”がポイントになります。

料金プランもいろいろ出ていますから、朝型や夜型などライフスタイルに合うタイプのものがあれば検討してみてはいかがでしょうか。

しかし、電気料金の節約に無理は禁物です。他に削減できそうな費目があればそちらで調整しても構わないでしょう。

(大木美子)

【参考】

※ 東京電力

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