子育て世帯に朗報!? 政府が「子ども名義NISA」検討を発表

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年7月25日 13時40分

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2014年1月からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)。

今回はもっと使い勝手を良くするべく、政府が“子ども名義のNISA”を検討しているとのニュースが飛び込んできました。

今回は、このNISAについてファイナンシャルプランナーである筆者がお話しさせていただきたいと思います。

■そもそもNISAって?

2014年1月からスタートした、一人につき、年間100万円までの投資資金による上場株式や株式投資信託等の売却益や配当金等への課税が非課税となる(NISA口座以外では20%が課税されます)新しい税制優遇制度です。

2013年12月末で、上場株式等の売却益や配当金にかかる税金の軽減税率10%が終了し、20%に引き上げられましたが、それに替わる個人投資家への税制優遇策として始まりました。

ですが、このNISA制度、実はいろいろと制限があり、使い勝手が良くないと当初から指摘されていたのです。

■こんなにもあるNISAの制限

では、どんなところが使い勝手が良くないと言われているのでしょうか?

(1)日本に居住する20歳以上の方のみが対象(口座開設する年の1月1日時点で満20歳)

(2)1人につき1口座のみ開設可能

(3)非課税投資上限額が100万円

(4)NISA口座の非課税期間はそれぞれ投資を始めた年から最長で5年間

などなど、他にも使い勝手の悪さはいろいろあるのですが、主なものだけでもこんなにあるのです。

■菅官房長官が「子ども名義NISA検討」と発言

ところが、7月24日、菅官房長官が「親が子ども名義で口座をつくることができるように検討する」という考えを表明したのです。

つまり、現行の20歳未満の未成年者は口座開設できないという点を見直すということですね。

■若い子育て世代が投資しやすくなる!?

現行の制度では夫婦二人合わせると、一家庭に年間200万円の非課税枠がある(一人100万円の非課税枠 × 2人分)ことになります。

そして、それが5年間あるということですから、夫婦二人では1,000万円の非課税枠を得られるということですね。

これにもし、子どもも加えられるとしたら、家庭で保有する金融資産はほとんど非課税枠の中に収まってしまうのではないでしょうか。

つまり、多くのご家庭では、税金がかからずに資産を保有できるし、増やしていけるということです。

いかがでしたか?

今回は少しずつ改善されていくNISA制度についてお話しさせていただきました。

7月1日にも、麻生財務相兼金融担当相も「現時点では年100万円の非課税の投資枠を年240万円にする」案を示しています。

NISAは、今後さらに使い勝手が良く、身近なものになっていくかもしれませんね。

とはいえ、NISAに預ける元銭がなければ始まりません! 

特に投資は、元本が保証されないため、余裕のある資金で行うことが望ましいとされています。家計の見直しなどをして、少しでも多く投資に回せるお金を準備してみてくださいね。

(田辺美穂)

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