意外と知らない!お彼岸に「夫の家の宗教や宗派」を聞くべき理由

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年9月23日 19時0分

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 今月9月は、お彼岸があります。お彼岸に初めて夫の家のお墓参りをするママもいるはず。

実は、お彼岸の機会にぜひ夫に聞いておいた方がいいのが、夫の家の宗教や宗派。

知っておいてほしい理由をファイナンシャルプランナーの筆者がお伝えします。

■夫の家の宗教や宗派は知っていますか?

夫の家の宗教や宗派は、「まだわからない」という方も多いかもしれません。

夫の家の宗教や宗派を知らないと、どんなことが起きるのでしょうか。

葬儀や法事のときに、困ることや恥ずかしい思いをすることがあります。それは、なぜか?

宗教や宗派によって、“やってはいけないこと”、“やるべきこと”があるからです。

葬儀の場合は、葬儀社の方から宗教宗派を聞かれます。仏教であれば、宗派によりお経や準備するものが異なります。神道やキリスト教であれば、式の形が仏教とは違ってきます。

「うちは無宗教だから」というときでも、お坊さんにお経を唱えていただく場合は、どこの宗派なのかがわからないとお願いすることができません。無宗教と夫から聞いていたけれど、実は、○○宗だったということもあるのです。 

将来、自分が夫の喪主になることもありえますから、宗教宗派を確認しておきましょう。

■同じ仏教でも宗派による違いはさまざま

日本では葬儀や法事などを仏教の形式で行うことが一般的です。しかし、仏教の中には、浄土真宗、真言宗、日蓮宗、浄土宗、曹洞宗など、多くの宗派があります。 

大きな違いは、宗派の教えと葬儀などで用意するものになります。宗派の教えについては、僧侶の方からお話を伺えることもあります。また、葬儀に必要な物は、葬儀社の方々がアドバイスをしてくださることもありますので、戸惑うことは少ないかもしれません。

しかし、先祖代々の宗教や宗派を大切にしているご家族にとって、しきたりやお作法はとても大事なことです。夫の両親や兄弟姉妹などから、先祖代々大切にしていることについて聞いておくと、夫の家のことをより理解することができるでしょう。

■菩提寺があるのか、確認しましょう

“菩提寺(ぼだいじ)”という言葉を聞いたことはありますか。

菩提寺とは、一般的に、先祖代々のお墓があるお寺のことをいいます。そのお寺の檀家になって、家族などの葬儀や法事、供養などを行っていただくお寺になります。

菩提寺がある場合は、そのお寺のお墓に入る、その菩提寺の宗教宗派で葬儀を行い、戒名をつけるなど、いろいろな決まりごとがあります。宗教宗派が違うと、菩提寺のお墓に納骨できないところもあります。

もし、宗派がわからない場合でも、菩提寺があるときは、菩提寺で宗派を調べることができます。

最近は、ご遺骨を散骨や樹木葬という形で、お墓に納骨をしない方法を希望され、宗教宗派は気にしないという方も増えていらっしゃいます。ただ、葬儀を行う場合は、その家や故人の宗教宗派に従い、執り行う形が一般的ですので、夫の家の宗教宗派について知っておきましょう。

いかがでしたか? 今年の秋のお彼岸は、9月20日~26日です。

ご先祖様がいたから夫と出会えたのです。ぜひお彼岸の時期を、夫の家の宗教宗派を知る機会ととらえて、ご先祖様との関わりを深める時間にしていただけたらと思います。

 (佐川京子)

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