病院に行く時間で支払う医療費が変わる?家計節約のコツとは

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年12月4日 21時7分

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体調が気になったとき、あなたは、いつ病院に行きますか? 仕事の休憩時間や退社後、または、病院によってから出社する。仕事をしていない人でも日中に行くことが多いでしょう。夜や休日に診察をしている病院や診療所は、日中仕事をしている人や急に体調が変化したときには、とてもありがたいものです。

でも、実は、医療費が割増になる時間帯があるのです。そんなお話をファイナンシャルプランナーの筆者がお伝えします。

■何の医療費が増えるのか?

増える医療費は、原則、初診料と再診料です。

初診料は、初めてその病院や診療所で診察を受けたときにかかる料金です。再診料は、以前その病院や診療所で診察を受けて、後日再度、診療を受けに行ったときにかかる料金です。ただし、以前診療を受けたときから一定期間過ぎて、再度診療を受けに行った場合には、初診料を支払うことになります。

■具体的に、いくら増えるのか?

割増の時間帯は、時間外、休日、深夜、夜間・早朝等のように4つのパターンがあります。

診療所と一般病床が200床未満の病院の場合でみてみましょう(図1)。

6歳以上の場合、初診だと、時間外では850円、休日では2,500円、深夜では4,800円、夜間・早朝等は500円割増になります(※)。再診であれば、時間外では650円、休日では1,900円、深夜では4,200円、夜間・早朝等は500円割増になります(※)。

※すべて10割負担の金額です

6歳未満の場合、このほかにも支払う金額が増えます。

なお、割増の基礎となる時刻は、診察開始の時刻ではなく、受付をした時刻になります。

例えば、会社員で自己負担が3割の人の場合、初診の割増が発生しない時間帯と、平日の夜中の12時ごろに同じ病院で診察をしてもらった場合を比べてみましょう(図2)。

計算してみると、平日の夜中の12時ごろに診察をしてもらった場合のほうが、1,440円(3,490円-2,050円=1,440円)余計に支払ったことになります。

■医療機関の態勢によって変わる割増や時間外の設定

病院の救急外来を利用する場合、医療機関によっては、前述の4つの割増の名目以外に、特定初診料や時間外特例として、さらにお金を支払うことがあります。このように、医療機関や診察の態勢によって、増える金額が異なっています。

そして、診療時間の時間外とする扱いにも違いがありますので、受診する前に、初診や再診のお金が増える時間帯があるのかどうか、確認することをお勧めいたします。それから、医者から処方された薬をもらいに調剤薬局行くときも、時間外の受付ということで、支払う金額が高くなる時間帯があります。

なお、子どもの医療費の助成を受けている場合は、時間外でも健康保険の扱いであれば助成の対象になります。

いかがでしたか? 病院や診療所で夜や休日も診察してもらえることはありがたいものです。しかし、診察の受付をした時間によっては、初診料や再診料などのお金が増えることがあります。緊急の場合は仕方がないとしても、割増の時間帯を知っておくことで、家計の節約にもなります。ぜひ、もしものときに備えて、覚えておいてくださいね。

(佐川京子)

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