主婦の自分年金の増やし方…「個人年金」ってどうなの?

Woman Money(ウーマンマネー) / 2014年12月22日 23時59分

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老後の支えと言えば、年金が柱ですが、ご両親や祖父母をみて、「私の時には年金なんて出るのかな?」と思ったことはありませんか?

夫から扶養されている主婦は、確定拠出年金には入れません。年金を増やすには、働いて厚生年金に入るしかないのでしょうか? 2016年10月からパートも厚生年金に入れる予定ですが、限られた事業所だけです。

自分年金として“個人年金”はどうなのか、ファイナンシャル・プランナーの筆者と一緒に考えてみましょう。

■個人年金って何?

個人年金とは、自分で保険料を積み立て、老後(60歳から65歳が多い)に一定の資金を受け取る保険のことです。万一、受取年齢前に亡くなった場合は、積み立てた保険料分の金額が支払われるものが一般的です。

■長期間の契約、途中解約は損!

個人年金保険は、5年程度の短い契約のものもありますが、10年以上の長期間の契約で満期(通常60歳から65歳)まで保険料を積み立てます。途中解約だと、返戻金が保険料積立より少ない場合があります。契約時に長期間支払える保険料にしましょう。

定額で給付金を受け取るタイプは、契約時に運用利率が決まっており、保険会社の運用利率は約1%前後のところが多いです。低金利が長期間固定されるのは、短所と言えるかもしれません。

■個人年金保険料控除が受けられる契約もある

運用の低金利をカバーできる長所は、一定条件の契約なら、個人年金保険料控除が受けられることです。

一定条件とは、下記の3つになります。

(1)受取人(給付金をもらう人)が.契約者(保険料を支払う人)本人か配偶者であること。

(2)60歳以降に10年以上または終身受け取る契約であること。

(3)保険料を10年以上支払う契約であること。

この3つを満たすと、一般の生命保険料控除と別枠で最大4万円の個人年金保険料控除が受けられます。

4万円の控除を受けられたら、年収約500万円の人なら、毎年約4,000円の節税になります。1年間の支払い保険料が10万円なら、4%の利息がついたのと同じ計算になるのです。

一時払いで保険料を支払うのは、避けた方がいいでしょう。保険料を支払った1年間だけしか個人年金保険料控除を受けられないので、節税効果が薄れます。

■保険会社は良く選んで!

個人年金保険は、長期契約でこそメリットを発揮できる保険です。長期契約は、万一保険会社が破たんした場合の影響を大きく受けます。契約前に、保険会社の格付けなどは、慎重にチェックしましょう。

■若い人の年金受け取りは65歳から…

現在の年金受け取り世代は、厚生年金の人は61歳から一部年金を受け取っていますが、昭和41年4月2日(男性は昭和36年4月2日)生まれ以降の人は、65歳支給になります。60歳から受け取れる個人年金保険に入っていれば、助かるかも……。

いかがでしたか?
年末年始は帰省の季節です。ご両親をみて「自分の老後はどうなるのかな?」と思う機会もあるかもしれません。そんな時に、個人年金保険も選択肢として頭の片隅においてみてはいかがでしょうか?

(拝野洋子)

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