池松壮亮、ピエール瀧への思い語り涙ぐむ「あの人の目は本気でした」<宮本から君へ>

モデルプレス / 2019年8月22日 19時47分

ピエール瀧への思いを語った池松壮亮(C)モデルプレス

【モデルプレス=2019/08/22】俳優の池松壮亮が22日、都内で行われた主演映画『宮本から君へ』(9月27日公開)の完成披露舞台挨拶に、共演の蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督、原作の新井英樹とともに登壇。池松は、同作に出演するピエール瀧への思いを語った。

瀧は昨年9月から10月に行われた撮影に参加したが、今年3月に麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で逮捕され4月に同法違反罪で起訴された。

同作の製作委員会は、瀧が保釈された5月に「事件発覚後、幾度となく協議を重ねてまいりました。その結果、ピエール瀧氏は、今後も法律に従って裁定が下されることになり、それ以上の措置について、本作品が関与するものではないという結論に至り、製作委員会の総意として、本作品の改編・追加撮影を行わないまま、劇場公開することと致しました」と説明していた。

◆池松壮亮、ピエール瀧への思い

池松は冒頭、「公開まで1ヶ月ありますがこういう日を迎えられて幸せに思います」と挨拶しながら、「ちょっと喋りますね。本当に物語同様、いろいろなことがこの日までありまして…」と切り出し、「皆さんもご存知の通りピエールさんがああいうことになり、あの日からこの瞬間まで何を言うべきなのか、あるいは言わないべきなのか、時間が解決するというのも違う気がするし、ひとつだけ僕が共演者として言えるのは、ピエールさんを一番近くで見ていたんですけど、あの人の目は本気でしたし、この作品にとんでもなく大きな力を注いでくれたと思っています」と撮影をともにした瀧への思いを吐露。

主演として「あの現場での日々は事実には変わりないし、かと言ってピエールさんが間違ったことをやったことに変わりはない。どちらも変わりはないんですけど、いろいろな人がリスクを背負って公開する運びとなったことを改めて報告したいと思っています」と話したが、「私たちは人を罰する力を持つのであれば、もしかしたらそれと同じくらい、ひょっとしたらもっとそれ以上に人を許す力も必要なのではないかと個人的な見解で思っています。なんとか立ち上がって、また映画の現場で会えることを今はただ願っています」と涙ぐみながら本音を語った。最後には「すみません、こんな空気にしてしまいましたけど、楽しい舞台挨拶にしたいと思っています。よろしくお願いします」とコメントし、観客から拍手で包まれた。

またヒロインの蒼井も「待ってるとも言えませんし、今まで一緒に楽しくモノを作らせていただいたのは事実ですし、難しいですが、せっかく出会えたんだったらお互いの人生が交差するときが来たら…人と人はそうやって出会ったり別れたりしちゃダメかなと思います」と思いを明かし、2人の言葉を聞いた井浦は「今日はますます座長2人が大好きになりました。最高の座長のもとでこの作品を作れたこと、本当に幸せに思っています」と語った。

同作は、バブル崩壊直前の日本で最も嫌われた伝説の漫画を実写化。金なしコネなし勝ち目なし…でも情熱だけは半端ない熱血営業マン・宮本浩が、愛する人のため“絶対勝たなきゃいけないケンカ”に挑む。(modelpress編集部)


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