「春馬くんにもらった賞」三浦春馬さん主演映画「天外者」で田中光敏監督が栄冠<第94回キネマ旬報ベスト・テン>

モデルプレス / 2021年2月4日 20時43分

「2020年第94回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」に登壇した田中光敏監督 (C)モデルプレス

【モデルプレス=2021/02/04】「2020年第94回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」が4日、都内で行われ、昨年7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)が主演を務めた映画「天外者」の田中光敏監督が読者選出日本映画監督賞を受賞し、登壇した。

同賞は、老舗映画雑誌「キネマ旬報」が1924年(大正13年)に創設。その年を代表する「日本映画」「外国映画」を10本挙げるほか、個人賞として「主演男優・女優賞」「助演男優・女優賞」「新人男優・女優賞」など、その年の称賛すべき映画作品や映画人を表彰する。

今年は新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、観客の招待は断念したが、初となるライブ配信で各賞の発表と受賞者表彰式を行った。

◆田中光敏監督、三浦春馬さんの思い出語る

同作は読者選出日本映画ベスト・テンでも第1位に。

田中監督はスピーチで「天外者」について「この作品は産みの苦しみがあって、世の中にどうやって送り出そうかただ一心に考え、沢山の人達の力を借りて世の中に出した作品です」と公開までの苦労を吐露。「三浦春馬という最高に素晴らしい役者と出会って、一緒に『天外者』を作り上げ、それによってこういう賞を頂けたんだと思っています」と三浦さんに感謝した。

撮影は当初の予定よりクランクインが1年遅れたが、その間も三浦さんは殺陣や所作の練習を続けていたそう。「監督、1年長かったですよ」とクランクインのとき声をかけられたことを思い返し、「彼自身本当に良いやつで前向きに現場にいてくれた」としみじみ。トロフィーを見せながら言葉に熱を込め、「これは春馬くんにもらった賞だと思っていますし、春馬くんの思いが沢山の人たちに届いた、そういう風に思っています」と三浦さんに向けてメッセージを送った。

◆日本映画ベスト・テン第1位は「スパイの妻<劇場版>」

日本映画ベスト・テン第1位は「スパイの妻<劇場版>」(監督:黒沢清 配給:ビターズ・エンド)で黒沢監督が登壇。

主演女優賞は「喜劇 愛妻物語」「滑走路」の演技で水川あさみ、主演男優賞は「アンダードッグ」の演技で森山未來が受賞。森山は表彰式は欠席となり、ビデオメッセージを寄せた。

なお、2位以下は2月5日発売号の紙面にて発表となる。(modelpress編集部)

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