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山田裕貴、憧れの世界的俳優との対面に胸膨らませる「ちょっと緊張します」

モデルプレス / 2024年9月19日 16時47分

◆山田裕貴、下積み時代の“闇”明かす「存在していないのと一緒」

自身がジョーカーに取り込まれた感覚があるという山田は「(ジョーカーの言葉を信じるなら)彼は別に悪役になりたい、ジョーカーになりたいと思ってなっている人じゃないというか。自分の中の負の感情みたいなものがどんどんどんどん溜まっていってしまって、仕方なくそうなってしまった。それって、僕がこういう場に立たせてもらう前、エキストラから始まってとか、舞台のセットを組み立てていた時代から、『自分は俳優になりたいんだ、でも誰が僕を見てくれているんだ?』って、すごく思っていたんですよ。『自分の頑張りを誰が認めてくれているんだ?』とか」と告白。「僕は俳優で、俳優として作品を観てもらわないと、存在していないのと一緒というか。俳優をやっているうえで、何が一番の報われるポイントかって、僕はこの作品をやっています、この役をやっています、それを見てもらうことでしか、救いようのない感情というか」と吐露した。

そういった感情を20代前半から中盤を超えるくらいまで抱いていたそうで「もっと見てもらうにはどうしたらいいんだって。もちろん、昔から応援してくださっている方もいらっしゃるので、その人たちには本当に感謝なんですけど。まだまだ僕を知らない人たちに見てもらうにはどうしたらいいんだろう?っていう。その感情がちょっと歪んで、もし僕が『これは僕のせいじゃない』『世界のせいだ』『世の中の映画のシステムのせいだ』『だから見てもらえてないんだ』って、僕がどんどんどんどんその刃を外に向けていったら、それはジョーカーと一緒なんですよね」と説明。報われないことを社会や組織のせいにすることで人はジョーカーになってしまう、誰もがジョーカーになりうるとしたうえで「そうなってはいけいないというのも教えてくれるし、自分はそう生きてはいけないみたいに思いつつ共感してしまう部分が。自分の昔の闇というか、『まだ報われないな・報われたいな』って思っている時代の自分だったら、もしかしたらそっち側に行ってしまうかもしれないみたいな感情が、ものすごく渦巻いて」と明かしていた。

ともに登壇したTikTokクリエイターのしんのすけ氏は、かつて助監督として山田と撮影現場を共にしていたといい、「食らいつくみたいな。現場でも出ていたね。出してたもんね」と懐かしむと、山田は「鬱屈したすべての負を、現場に叩き込んでいましたから。それこそアドリブで言ってましたよね。『何が違えんだよ』って、自分が相対していた役に対して、『こいつと何が違えんだ』っていう言葉が別に台本に書かれていなくても出てきて」と回想。本作のアーサー/ジョーカーも同じような思いを抱えていると言い「そういう鬱屈したものを抱えている人たちって、日本だろうが海外だろうが、どこにもいると思うんですよね。ジョーカーはどこにもいる状態だと思うんですよ。今の世の中って。それをSNSでばーってぶちまけたりする人がいるじゃないですか」と熱く語っていた。(modelpress編集部)

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