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【「BMSG FES’24」ライブレポート】3日間6公演で12万人動員 SKY-HIら率いる3ユニットステージ・BE:FIRSTがソロ&デュエット曲初披露…23人の進化見せる

モデルプレス / 2024年9月25日 19時23分

その後、MANATO、SOTA、Aile The ShotaによるShowMinorSavageが先輩の貫禄を見せつける。R&BとHIPHOPを心の底から愛する3人による“Thinkin’ bout you”、“Ocean”は極上だ。そしてSOTAとMANATOのダンスブレイクを挟んで、BE:FIRSTのステージへ。まずは“Mainstream”。フック前のRYUHEIの「based」で歓声が上がることもそうだが、2万人の歓声をコントロールしてみせるかのようなパフォーマンスだ。しかし、「緻密さ」だけでは語れないのがBE:FIRST。“Boom Boom Back”ではアドリブを挟み、“Blissful”ではSHUNTOやRYUHEIの笑い声が混じるほど、ステージをプレイグラウンドに変えて自ら楽しみ尽くす姿に、気がつけば巻き込まれている。

◆SKY-HIステージ、MAZZEL・EIKIがゲスト歌唱も

最後はボス、SKY-HIの登場だ。まずは今日までの物語を伝えるように、“タイトル未定”。アイドルとして生きるようになった14歳の頃からの経験を振り返り、居場所がなかった自分が、数少ない先輩たちからの愛を抱えながらどうにかサバイブし、かつての自分や業界から去ってしまった仲間のように既存のジャンルや枠組みの中で認められない若き才能を救うため、ヒップホップの基本である「Do it yourself」の精神性で1億を資本金に事務所を興し、『BMSG FES’24』の開催と「自分と仲間の幸せ」という立派な成功にたどり着いた――そんなライフストーリーを音楽で表現する。

“何様”は、音源ではぼくのりりっくのぼうよみが歌っているパートを、この日はなんとEIKIが歌唱。さらに“Turn Up”でボスとしてのスキルとサクセスへの揺るぎない意志を見せつけて、BE:FIRSTを迎えて“To The First”へ。BMSGが始まるまでのストーリーを4曲に凝縮して描き切り、最後には「ある日、気づいたんだよね。俺がこれだけもどかしいな、つらいな、嫌だなって思う気持ちをいっぱいしてるのって、同じような気持ちをしてるやつと出会って、そいつの人生をよくするためなんじゃないかなって。そう思ってやったのが『THE FIRST』で、その結果、出会えたのがみんなで、今隣にいるのがBE:FIRSTで。俺は心から嬉しいです」と素直な言葉をこぼす。

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