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【「あのクズ」プロデューサーインタビュー】奈緒&玉森裕太の印象に残った撮影 キスシーン制作秘話も「鍛えたからこそできる」

モデルプレス / 2024年12月9日 18時0分

戸村:海里との対比を意識していて、クズな男が中心にいるドラマなのでクズ要素は排除し、スーツ×メガネにしました。海里は誰も共感できない、モテる男ですが、大葉には恋愛について考え共感できる要素を詰め込みました。小関さんの素から出てくる人の良さ、育ちの良さを活かしつつ、いい人すぎるという意見もあるので、デフォルメしすぎないような自然体を意識して本人とも話し合って作った部分も大きいです。大葉は救われなければいけませんし、救いたいと思っていますので、今後の展開も楽しみにしていただけたらと思います。

― 玉井詩織さんが演じる撫についてはいかがでしょうか?

戸村:撫については女性スタッフの意見にゆだねている部分も大きいですが(笑)、玉井さんというところについて言うと、アイドルの持つ表情の豊かさがよく活きているなと感じます。アイドルの中でもいろんな顔を見せていて、かっこいいときもあれば可愛らしいときもある。実は撫にもほこ美にも表面的な部分があって、腹を割って話せた後はお互いに隠すことがなくなるはずなので、10話ではそういった部分が見えてくると思います。

― 第7話ゲストの濱田崇裕(※「濱」は正式には異体字)さんについても印象をおうかがいしたいです。

戸村:面白い方でした!8話での写真と7話の撮影の2日間しか現場にいらっしゃらなかったのですが、既にメイクさんから爆笑をかっさらっていてすごい馴染み方でした(笑)。運動神経もいい方で、周りが驚いていて、いろいろな意味で天才肌の方でした。

◆「あのクズ」最終回のポイントは?

― 最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。

戸村:辛いことや苦しいことがあっても、時間をかけて向き合うことで、必ず道は開けると思います。それはボクシングでも恋愛でも同じです。最終回では、1話冒頭の試合に繋がる部分と悟(倉悠貴)という人物との決着、この2点に注目していただければと思います。辛いことはありますが、この2人なら乗り越えられると信じています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆「あのクズを殴ってやりたいんだ」最終回あらすじ

退院したほこ美(奈緒)はボクシングを続けるか迷っていた。そして海里(玉森裕太)と連絡が取れないほこ美は、大葉(小関裕太)から海里と悟(倉悠貴)の関係を知らされる。大葉に背中を押される形で、ほこ美は居なくなってしまった海里を探しに出るのだった。

やっと見つけた海里は傷だらけの状態で、介抱しようとするほこ美だったがその手は振り払われてしまう。海里に立ち直って欲しいほこ美は海里に語りかけるが、その言葉は海里に届かず…。

そんな海里の姿を見て、ボクシングを続けると決めたほこ美。自分の写真を海里に撮ってもらうという約束を果たすために練習を再開する。スパーリングの恐怖を乗り越えて一刻も早く試合がしたいと、成(渡部篤郎)とゆい(岡崎紗絵)に申し出る。心配してくれる明美(斉藤由貴)たち家族を説得し、ほこ美は1ヶ月後に迫る試合に向けて特訓をスタート!だが、ほこ美は前回のスパーリングでの恐怖をぬぐい切れず…。

ほこ美はリングに上がることはできるのか。そして、海里は戻ってくるのか。ほこ美と海里、二人の恋の結末は…?

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