思ったより貯まっていないのはなぜ?お金を貯めるための基本

MONEYPLUS / 2019年1月16日 18時30分

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思ったより貯まっていないのはなぜ?お金を貯めるための基本

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。


3年前に結婚をして、現在専業主婦で家計の管理を任されています。去年はボーナスで大きな買い物をしなかったので、しっかり貯まっただろうと思っていたのですが、わずかしか貯まっていませんでした。今年こそは目標をもって貯められるようにしたいと思っています。無理のない目標の立て方やお金の使い方など、お金を貯めるための基本的なポイントを教えていただけますか。


〈相談者プロフィール〉
・女性、33歳、既婚(夫:40歳・公務員)
・職業:専業主婦
・手取り世帯月収:41.5万円
・手取り年間ボーナス:100万円
・預貯金:340万円


【支出の内訳(53万円)】
・住居費:11.5万円(持ち家・住宅ローン)
・保険:2万円
・通信費:2.3万円(大手キャリア2台、Wi-Fi)
・自動車:3.3万円(車のローン、ガソリン)
・食費:6万円(食材費3万円、他外食代)
・水道光熱費:1.2万円
・日用品:1.9万円
・趣味・娯楽:1.5万円(妻:ヨガ、夫:ジム)
・衣服・美容:4.5万円(美容院、洋服など)
・健康・医療:3万円(不妊治療費など)
・交通費:0.8万円 
・夫お小遣い:7万円(飲み会や趣味費)
・妻お小遣い:1.5万円(友達とランチなど)
・先取り貯蓄:5万円
・不明金:1.5万円

FP: ご相談ありがとうございます。miraitalkファイナンシャルプランナーの秋山です。昨年はあまりお金を使っていなかったはずなのに、わずかしか貯めることができなかったのですね。原因を知ると改善しやすくなると思いますので、まずは原因について考えてみましょう。

年単位ではなく、月単位で収支を把握する

これまで、毎月の収支について把握できていたでしょうか。先取り貯蓄をしているようですが、月々の収支を見ると毎月大幅な赤字となっていますね。これでは赤字額を増やしているだけで、実際は貯蓄になっていません。

この毎月の赤字は、意図せずとも、ボーナスで補填してきたのだろうと思います。ですから、「ボーナスはあまり使っていなかったのに、年末にお金が貯まっていなかった」ということになってしまったのでしょう。これは、家計を年単位で管理しているご家庭に多く見られる失敗です。年単位で見ると、毎月の収支が見えにくくなってしまいます。支出は月によって波があって当たり前ですが、その月の収入の中で収まるようにコントロールしていくことが必要です。

また、一年という大きなくくりで見ていると、どの支出が原因で貯蓄ができなかったのかということがわかりにくくなってしまいます。無駄な支出を見つけるためにも、家計管理は月単位で行うように変えていきましょう。そうすると去年のような「思ったより貯まらなかった」ということが起こりにくくなるはずです。

何のためにお金を貯めたいのか?目標を考える

お金を貯めていくために行動を変えようと思っても、目的、目標がないと実行しにくいものですよね。相談者さんからのご質問にあったように、目標の立て方について考えてみましょう。

日本人は、お金を貯める時に「万が一に備えて」とか、「あるほうが安心だから」と漠然とした目的しか持たないことが多いようです。でも、これだと張り切って貯めようなどとは思えず、だんだんと貯められなくなってしまいます。

相談者さんご夫婦は、今は何を実現させたいと思いますか? マイホームを持つことでしょうか、お子さんを授かることでしょうか。色々なことが思い浮かぶと思いますが、ここは夫婦別々ではなく、一緒に考えてみてください。次にそれを実現させていくために必要な金額はいくらかを調べ、そこを目指して貯めていくことが、まず第一の目標でよいと思います。2人で共通の目標を持つことで、支出にメリハリがつけやすくなります。目標は実行可能で実現可能な具体的なことをあげる。これを意識して、ご自分達なりの目標をぜひ考えてみてください。

家計の黒字化なしに貯蓄への道はなし?

相談者さんの家計は、はっきりいうと「メタボ家計」です。全体的に支出が多すぎです。そこを少しずつ削減していきましょう。通信費、食費、日用品、衣服・美容などへの支出は、お子さまがいない今のうちにもう少しコントロールしたほうがいいですね。

また、ご主人のお小遣いも場合によっては、少し減らすことを検討してもよいかもしれません。その中に生活費部分が入っているとなると、多くなっても仕方がないですが、生活費部分が少ないのであれば、ご夫婦合わせてのお小遣いを毎月の収入の1割程度におさえましょう。本来の自由に使えるお小遣いの額を知れば、ご主人のお金の使い方も変わると思いますので、まずはお小遣いの内訳を簡単に確認してみてください。

先取り貯蓄をのぞいて考えても、現状の赤字は6.5万円。これを黒字化しなくてはお金を貯められるようになりません。この先、ご家族が増え、生活基盤をしっかり持ちたいといったお考えなのでしょうから、今はしっかりと貯められる習慣づくりをがんばってほしいと思います。

mirai talkはマネーフォワードから生まれた公平で安心できるお金の相談窓口です。新宿駅から徒歩約5分。本気で家計を変えたい人のための「貯まる家計養成プログラム」を提供しています。

(mirai talkのFP相談)

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