大ヒットから1年、「小型扇風機」はここまで進化していた

MONEYPLUS / 2019年6月13日 11時30分

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大ヒットから1年、「小型扇風機」はここまで進化していた

暑い夏を乗り切る強い味方、体を冷やすクールグッズが店頭に並ぶようになりました。中でもこの夏、注目を集めているのが、持ち歩きできる小型扇風機「ハンディファン」です。

猛暑の昨年、大ヒットした勢いに乗り、今シーズンはハンズフリータイプやアロマ付き、軽量タイプなどさらに種類が増えました。生活雑貨専門店「ロフト」のクールグッズ発表会で見つけた、実力派ぞろいのハンディファンを紹介します。


渋谷ロフトでは80種類

「今年のイチ押しは、両手が自由になるハンズフリータイプです」とロフト広報の高橋祐衣さんが最初に手に取ったのが、ヘッドホンのような形をした「ダブルファン」(3,240円、税込み、以下同)。160グラムと軽く、首にかけても重さは感じません。スイッチを押すと2つのファンから風が吹き出し、顔の汗がひいていきます。

風量は3段階で、フル充電で最大6時間動きます。両手が自由になるので、火を使うキッチンでの料理や、ウォーキングの時にも役立ちそう。カラーはオレンジやレッド、ネイビー、ブラウンなど6色を展開します。ファンが顔の近くにある商品のため、髪の毛の長い人は結ぶなどして、巻き込まれないようにする注意が必要です。

渋谷ロフトでは今年、80種類ものハンディファンを販売します。価格は2,000~3,000円が中心で、猛暑の昨年は在庫切れになる商品もあったといいます。今年も勢いは続き、4月の売り上げは前年に比べて2.2倍に増えました。

カラー
カラー展開が増えたのも今シーズンの特徴

全国のロフトでは昨年5~8月で約6万3,800台が売れたというハンディファン。今年は5月だけで3万0,738台と、本格的な夏の前に前シーズン4ヵ月分の半数近い台数が売れています。

なぜここまでヒットするのでしょうか。高橋さんは「涼しいのはもちろんですが、デザインや色の選択肢が増え、個性を出せるアイテムになっているのでは」と分析します。ファッションと実用性を兼ね備えた商品に成長しているといえそうです。

ドローンのモーター技術を採用

コンパクトで軽量の商品も目立ちます。「ブルーフィール プロ」(2,916円)は、ファンの直径6センチ、長さ16センチと手のひらサイズ。重さは約100グラムです。

大きさも重さも一般的なハンディファンの半分ほどですが、スイッチを押すと、見た目からは考えられない強力な風が吹き付けます。最大風速は11メートル/秒です。

ドローン
最大で24時間稼働する、ドローンのモーター技術を活用したタイプ

強い風を出す秘密は、ドローンに使われるモーター技術を採用したこと。風が分散しないようにファンの構造も工夫しています。

他のコンパクトタイプの製品では、ポケットにすっぽり収まり、持ち運びやすいスマートフォンのような形のファンもありました。

ポーチに入れてメーク直しも簡単

涼しさに加え、身だしなみや美容に役立つ、プラスアルファの機能を付けたタイプも登場しています。コンパクトタイプの「パフィーファン」(1,599円)は、ミラー付きなのでメーク直しも簡単にでき、ポーチに入れておくと活躍しそうです。

風と一緒に香りが楽しめるのは「トフィーLEDアロマファン」シリーズ(2,700円)。専用のアロマパッドに別売りのエッセンシャルオイルを付けてファンの中央部分にセットすると、ほのかな香りが漂います。ファンの周囲はLEDライトが光り、ムーディーな雰囲気になります。

LED
LEDで光る商品も登場

ハンディタイプではありませんが、会場にはファンを使ったリュックタイプの商品もありました。

手持ちのリュックにストラップで装着すると、ファンが空気を取り込み、背中にたまった熱や湿気を逃がす「空調リュック」です。自転車通勤するビジネスパーソンからのニーズが多く、メーカーの担当者は「梅雨で蒸れやすい季節にもお勧めです」と話しています。

選ぶのに迷うほど多くの種類が出ているハンディファン。持っているだけで気分が楽しくなるお気に入りを見つけて、外出のお供にすると、暑い夏も清々しく乗り切れるかもしれません。

(国分瑠衣子)

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