結婚を決めてから「お金の価値観」の違いが発覚…33歳女性の出した結論は

MONEYPLUS / 2019年8月25日 18時30分

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結婚を決めてから「お金の価値観」の違いが発覚…33歳女性の出した結論は

恋愛しているだけでは、お互いのお金に対する価値観はわかりづらいものです。結婚を決めて今後のことを話し合っていくうちに、初めて「これほど違いがあるなんて」と衝撃を受けたと話してくれたのは、アキエさん(33歳)です。


結婚を決めてから「?」が増えて

アキエさんが、同い年の彼と出会ったのは27歳のとき。友人の結婚式の二次会で、新婦から紹介されました。

「彼女の夫の友人なんだけど、とってもいい人だからって言われて。少し話してみたらお互いの会社が近いことがわかったんです。今度、ランチでもと言ってその場は別れました」

それが土曜日だったのだが、月曜日の朝、彼は早速、連絡を寄越しました。今日、ランチしませんか、と。でも彼女はその日はランチミーティングが入っていたため、夜会うことになりました。

「初めてふたりきりで夜会って、盛り上がらなかったらどうしようとちょっと思ったんですが、会ってみたらとても楽しかった。気取っていないけどおいしいカジュアルなイタリアンを彼が選んでくれたのもよかった。センスあるなあと思いました」

その日は、自分が誘ったのだからと彼が奢ってくれました。じゃあお礼に、とまた会う日を決めることに。お互いに会いたいと思ったのでしょう。二度目に会ったとき、彼は「あなたをもっと知りたいからつきあいたい」と言ったそう。結局、この日も彼がごちそうしてくれました。

「ヘンな言い方だけど金払いがよくて、さっぱりしていて快活。私はそれまで、ろくな男とつきあってこなかったので(笑)、あっけなく彼の魅力にやられました」

その前につきあっていた年下の男には、ひとり暮らしの部屋に転がり込まれてさんざん甘えられ、携帯電話の料金まで払っていたそうです。それでいて半年あまりで彼はぷいと出ていき、連絡がとれなくなりました。だからこそ、次に誰かとつきあうときは慎重に相手を判断しようと決めていたと言います。

「でも同い年の彼に関しては、なんの不満もないままに自然とつきあうことができました。お互いに仕事が忙しく、気づいたら30歳を越えていた。彼が『結婚したい』と言ったのは、私の31歳の誕生日でした」

大喜びでプロポーズを受けた彼女ですが、そこを境に、彼との関係に疑問符が増えていくことになります。

ことごとく意見が食い違って

アキエさんは、旧来の結婚式にこだわるつもりがありませんでした。親たちと顔合わせをして、あとは友人などを集めて会費制のパーティを開いて終わり。結婚式にお金をかけるより、今後の結婚生活のためにお金を使いたいと思っていたのです。

「ところが彼は、式場で結婚式を挙げたいと言う。お金がかかると私が言うと、お金は親が出す、と。

いい年して親に出してもらうのはイヤだと私は言いました。『いいんだよ、アキエが嫁に来てくれれば親は何でもするんだから』という彼の言葉には、疑問符つきまくりでした。そもそも、私は『彼の家に嫁に行く』意識はない。同居はしない。親の世話になるつもりもない。すると彼は『でもオレは長男だし、いつかは同居してもらわないと』って。決定的だったのは、『実は今、家を新たに建ててるんだよね、オレのローンで』。私は固まりましたよ。そんなこともっと早く言ってよって思った」

彼がローンを組んでいるなら、新婚生活はその家で送らざるを得ない。アキエさんも仕事を続けるつもりだったが、ふたりの収入からローンと家賃、両方出すのはきつすぎる。

「つきあっているとき、彼はほとんど親の話はしなかったし、家を新築していることも話さなかった。それでいてプロポーズするというのは、周りを全部固めておいて、私が同居せざるを得ない状況を作っていたのではないか。そう思いました。そもそも、結婚前にローンを組んで親の家を新築するって、どういうつもりなのか……」

よく話し合ったが、彼に悪気はなかったようだ。どうせ住むなら親の持ち家を新しくすればそれでいい、結婚すれば一緒に住むのが当然だとも考えていたようです。彼も彼の両親も、“長男はそういうもの”と思い込んでいるのです。

「実は私はひとりっ子。私にも親がいるんだよと彼に言いました。すると彼は、『でも結婚するんだから、オレの嫁でしょ』って。そういう考えの人だと思っていなかったので衝撃でしたね」

結婚を通して初めて見えた思考の違い

女性を下に見るようなタイプではありませんでした。個人的にバカにされたこともありません。でも、「結婚」に関してだけは旧態依然とした思考をもち、それを疑問に感じたこともないのです。こういう男性は、今の時代にも決して少なくはありません。

「結局、私から結婚はなしにしてほしいと言いました。プロポーズから半年後でしたね。つきあっているときは楽しかったのに、プロポーズされてからはずっと苦痛だった。彼は何が不満なのかわからないって不思議そうな顔をしていました」

あれから1年半あまり。彼のことが好きだったからつらかったとアキエさんは言います。ただ、今、冷静に考えると、あれほどまでに基本的な価値観が違うのだから、一緒に生活していたらもっと傷が深くなったはず。婚約破棄してよかったと彼女は笑顔を見せました。

(亀山早苗)

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