不倫相手が離婚したのは思いがけない理由…裏切られても28歳女性が選んだもの

MONEYPLUS / 2019年10月20日 19時30分

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不倫相手が離婚したのは思いがけない理由…裏切られても28歳女性が選んだもの

「そんなことあるわけないでしょ」というようなことが起こるのが男女の関係。利害関係を考えればしてはいけないことも、性的欲望と恋愛感情の前には屈してしまうものなのかもしれません。


20歳年上の彼とつきあって4年

西日本の某市に住むワカコさん(28歳)は、20歳年上の男性とこの4年間、つきあっています。知り合った当初、44歳だった彼には15歳を筆頭に4人の子がいました。いちばん下は9歳の双子でした。

「仕事関係で知り合って、話しているうちに彼もテニスをしていたということがわかって。私が仲間内でやっているテニスサークルに彼を誘ったら来るようになったんです。そこからだんだん親しくなっていきました」

20歳年上の男性に恋愛感情を抱いたのは初めてだったそうです。ただ、ワカコさんは3歳のときに両親が離婚、父を知らずに育ちました。「ファザコンなんですよ」と笑います。

「彼はふだんから、どことなくおとうさんぽいんです。一緒に食事に行ったとき、魚の骨をとって身だけお皿に置いてくれた。父親ってこういうものなのかなと思ったら、なんだか泣けてきてしまって。父性愛的なものに惹かれ、その後、彼の男性性に恋したという感じですね」

彼は、いちばん下の子が高校を卒業したら一緒になりたい。それまで待ってくれるかと彼女の意志を尋ねてきたそう。

「私も子どもがほしい。だから確約はできないと告げました。そうしたら彼は、じゃあワカコが30歳になったら子どもを産んでいいからって。将来が見えてきたことで、彼との間がますます近くなりました」

関係を持って1年後、彼女は実家を出てひとり暮らしを始めました。彼はたびたび彼女の部屋にやってきて、泊まることもありました。

「もともと時間が不規則な仕事をしている上、会社から自宅が遠いので、ときどき会社に泊まっていたようです。奥さんもそのことでとやかくは言わなかったみたい」

あと9年。妊娠解禁まであと2年。彼女はそれを生きがいにしていました。そんな今年の春、彼が突然、彼女に告げたのです。

「実は年末に離婚した」

それでも結婚はできない

いったいどういうことなのかと彼女は問いただします。

「もう、笑うしかないようなことが私の知らないところで起こっていたんです」

そもそも彼が住んでいるのは、妻の実家。母屋に彼ら一家が暮らし、妻の母親が離れで寝起きしていました。そこに昨年夏、妻の従姉妹が転がり込んできたのです。妻の母は母屋で過ごすようになり、離れを従姉妹が使っていました。

「彼、その妻の従姉妹と関係をもってしまったんですよ。ある日、深夜に帰宅したら離れの彼女に誘われて忍び込み、それからたびたびそういうことがあったそう。そして数ヶ月後、従姉妹が彼の奥さんに『あんた、別れてよ。私が妻になるんだから』と詰め寄ったんですって」

当然のことながら妻は激怒。大騒ぎになって親戚中が集まり、従姉妹は追放、彼は非難され、罵倒されました。そしてみんなの前で離婚届を書かされたのです。

「ところが離婚はしたものの、家から出ていくのは許されなかった。まだ教育費もかかるし、慰謝料や養育費をきちんと振り込むような男ではないと親戚が判断したらしいです(笑)。全然、信用されてない。まあ、彼自身も子どもと別れたくないから、まだ家を出る気にはなれなかったようですし」

彼はワカコさんの部屋に来て、泣きながらその話をしたのだそう。年明けから、なんとなく彼に元気がないように思っていたワカコさんは、話を聞いて謎が解け、かえってすっきりしたと言います。

「彼は完全に四面楚歌。奥さんも親戚も、詳細は子どもには伝えないということにしたようですが、なんとなく不穏な雰囲気はわかるでしょ、お子さんたちも。しょうもない男だなあと思いますよ」

裏切られても…

裏切られていた悲壮感は、ワカコさんにはありません。短期間とはいえ、自分以外の女性とも関係をもっていた彼、しかも妻の従姉妹であるという事実を、どう思っているのでしょう。

「まあ、そういう男なんだからしかたがないですよね。彼は『離婚したんだから、ワカコと一緒になれるはずなのに、経済的に厳しい。もう少し待っててほしい』としょっちゅう言っています。私に捨てられたら、彼の味方は誰もいません」

自分しか頼れるところがない彼。そういう意味では、彼女のプライドは多少満たされているのかもしれません。

「今後どうするかは私の選択にかかっているわけですよね。しょうもない男だとは思うけど、それでも今のところは彼のことが好きなんです。彼のことがイヤになるまでは、このままゆるく見守っていこうかな、と。ただ、ここでさらに私の存在が奥さんにわかってしまったら、もっと大変なことになると思うので、それだけは気をつけないと……」

大変なことになっていると客観的には感じられるのですが、妙に落ち着き払った彼女の態度が印象的でした。

(亀山早苗)

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