新入社員は「財形貯蓄」をやりなさい 後悔しない貯金術

MONEYPLUS / 2017年10月13日 14時30分

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新入社員は「財形貯蓄」をやりなさい 後悔しない貯金術

以前区役所で働いていたときは、毎月の給料は安定して、さらに夏と冬にボーナスがしっかりと出ていました。そんな環境にいる時に、しっかりとお金を貯めておけばよかった……。

公務員を辞めた時に残っていたのは、わずかな金額の貯金のみ。もしもタイムマシンで過去に戻れたら、公務員になったばかりの頃の自分にこう言ってやりたい。「財形貯蓄をやりなさい!」と。

意外と知らない「財形貯蓄」。今年入社したばかりの人や、この制度を知らない社会人の皆さんにとって知っておくべき制度なのです。

「財形貯蓄」とは

財形貯蓄とは、簡単にいうと「会社が給料から天引きしてお金を自動で貯めてくれる制度」のこと。

強制的に決まった金額を貯めていってくれるので、お金を貯めるのが苦手な人には最適です。さらに、普通の銀行預金などの様に、ATMを使って簡単に引き出すことができないので、ついついお金を無駄遣いしてしまう人にも安心な制度です。

しかし、会社が「財形貯蓄制度」を導入していなければ、この制度を活用することはできません。

種類ごとの特徴を理解しよう

財形貯蓄は、お金の利用目的に応じて3つの種類があります。

一般財形貯蓄

一般財形貯蓄は、銀行口座に貯金するのと同じように、貯まったお金を自分の好きなように使うことができます。残り2つの財形貯蓄が利息に対して非課税である一方、一般財形貯蓄にはそのような優遇措置はありません。

つまり、一般財形貯蓄を簡単に説明すると「給料から勝手にお金を貯めてくれて、なおかつ簡単に引き出せない貯金」ということです。

財形年金貯蓄

この財形貯蓄の目的は年金として受け取るための資金作り。満60歳以降に、5〜20年の間で受け取ることが可能です。一般財形貯蓄とは違い、550万円までは利息に税金がかからないのがメリット。

ただし、年金以外の払い出しを行うと、一般財形と同じように利息に税金がかかるので、注意が必要ですね。

財形住宅貯蓄

ここまで2種類の財形貯蓄をご紹介しましたが、実は、まだまだ若い会社員の方々におススメなのが、この「財形住宅貯蓄」なのです。

この財形貯蓄は、マイホームの購入や建設など、住宅関連の資金作りを目的とした財形貯蓄。財形年金貯蓄と同じく550万円までは利息に税金がかかりません。

家を買う頃にちょうどよく貯まっている

「でも、まだ会社に入ったばかりで、家なんて当分買わないなぁ」と思っている方も多いのでは?

もし、「毎月の給料から2万円+夏と冬のボーナスからは5万円」を財形貯蓄した場合、約550万円貯まるまでに16年間かかるのです。16年後、新入社員の皆さんは40歳手前。そろそろマイホームを購入してもおかしくない時期ではないでしょうか。

もちろん、財形住宅貯蓄も、住宅を買う目的以外でお金を引き出すことは可能です(その場合は利息に税金がかかります)。

つまり、とりあえずは財形住宅貯蓄でお金を貯めておき、もしも住宅以外でお金が必要になればその用途に使えば良いのです。

働き始めるとお金に余裕ができて、ついつい無駄遣いをしてしまいがち。数年後に貯金通帳を見てガッカリしないように、今のうちから財形貯蓄をしておきましょう。

(記者:きよゆき)

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