40代独身「お金に無頓着で、あればあるだけ使ってしまう」

MONEYPLUS / 2018年9月22日 18時30分

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40代独身「お金に無頓着で、あればあるだけ使ってしまう」

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。

最近転職をして年収が減ってしまったのに、お金に関して無頓着で、あればあるだけ使ってしまいます。カードで買い物をすることが多く、ついつい衣服や趣味にお金をかけてしまいます。40代に入り、今後生きていく上でお金が足りるのか不安です。これから家計簿を付けて頑張りたいです……。

〈相談者プロフィール〉
・女性、40代、独身
・職業:会社員
・手取り月収:25万円
・手取り年間ボーナス:120万円
・預貯金:100万円
・カードローン・クレジット残高:200万円
・確定拠出年金:40万円

【家計の内訳(約32.5万円)】
・住宅費:8万円(賃貸)
・保険:会社から天引き
・教養・教育費:1万円(セミナーや本代)
・通信費:2万円(携帯、自宅回線など)
・食費:5万円(外食代含む)
・水道光熱費:1.5万円
・趣味・娯楽費:2万円(テニススクール)
・衣服・美容費:4万円(カード払いが多い)
・交際費:1万円
・借入返済分:2万円(リボ払い)
・その他不明金:6万円
・年間支出:毎月1回は友人と旅行に行く(国内が中心)

FP:ご相談ありがとうございます。miraitalkファイナンシャルプランナーの秋山です。毎月の生活に収入以上のお金をかけている状況ですね。これでは、負債残高も増えていく一方でしょう。早急に支出の見直しをしていく必要があります。

生きるために必要な支出を書き出し、優先度を考える

毎月の赤字が7.5万円ですから、年間にすると90万円の赤字となります。この金額を、おそらくボーナスから補填しているのですね。年間の収支を考えると、なんとか30万円ほど黒字になっていると計算できますが、カードローンなどの残高が200万円もある状況では、その黒字となっている数字も利息の支払いになるなど、あまり残っていない可能性が高そうです。

毎月、カード払いで借り入れをしてまで購入したいものは何でしょうか。洋服や美容にかけるお金だけではないはずです。きちんと洗い出してみましょう。そして、それらが本当に必要な支出なのか、きちんと振り返ってみてください。1度着ただけで、2度目は着ていない服はありませんか。そのような買い物は「浪費」です。収入は限られているのですから、買い物の考え方を改めなくてはいけません。
 
相談者さんにとって、本当に必要な支出をひとつひとつ書き出してみましょう。その支出は、生きるためや仕事をするために必要な支出であって、自分が満足するためだけの支出であってはいけません。必要不可欠ではない支出の仕方をよく吟味しましょう。

隔月に必要なのか、3ヵ月に一度でよいのか、半年に一度でよいのか。必要不可欠ではない支出が重ならないようにしていければ、必ずしも必要ではないものも手に入れながら、いつもとあまり変わらない暮らし方ができるかもしれません。

クレジットカードをしばらく封印

預貯金の100万円は、できるだけ残したいところですが、カードの残債を返済することを考えると、一時的に返済資金にあてなくてはいけないかもしれません。

クレジットカードの分割払いやリボルビング払いには、手数料という名目で利息がかかってきます。この利息は自分に何も残らない浪費になるので、できるだけこの利息を支払わなくてよい状況を作りたいものです。

借金を早期に返済するには、先に述べたように支出を見直し、黒字を作っていかなくてはいけません。そして、さらなる利用残高の増加防止のため、しばらくはクレジットカードを使うことをやめる努力をしましょう。残高が減っては増えるの繰り返しだと、なかなか問題は解決しません。

クレジットカードは便利ですから、同じような支払い方を利用したい場合は、カードブランド(VISAやJCB)がついたプリペイドカードやデビットカードを使うとよいでしょう。これらは即時決済となりますし、残高以上の利用はできませんので、使いすぎることはなく、利便性も高い支払い方法です。

こういったものを利用しながら、少しずつ、クレジットカードで生まれた悪いお金の流れを修正していきましょう。

このままでは老後破産の可能性も

相談者さんは40歳とのこと。今はまだ早いと思うかもしれませんが、そろそろ老後についても視野に入れ、お金を蓄えていかなくてはいけません。カードローンなどで借金を作っている場合ではないのです。

確定拠出年金を始められていますが、毎月の掛け金はいくらでしょうか。もし、個人型の確定拠出年金で、サラリーマンの掛け金の最大金額2.3万円を毎月拠出していたとしても、60歳まで積立てて、これから増やせるのは552万円。3%で運用できたとしても、750万円ほどにしかなりません。それに40万円を加えても、1,000万円に届きません。

現在、25万円の収入で1ヵ月の生活ができていません。老後にもらえる年金は20万円もないでしょう。今の女性の平均年金受給額は12~13万円ほどです。そう考えると、生活するにはかなりの金額を蓄えから補填しなくてはいけないのです。

「これから貯蓄をいくら作ることができるのか」「退職金はいくら出るのか」を考えて、自分の老後までにどのくらい資金が作れるのか一度考えてみましょう。そして、自分は毎月いくらの支出で暮らすことができるのかも考えられるようになってください。そうすると、年金の受給見込み額と合わせて、老後の生活費の補填必要額が大雑把に見えてきます。平均寿命まで生きるにはいくらの貯蓄が必要なのか、それ以上生きるには、さらにいくら必要なのかを計算することができるようになります。

現実が見えてくると、カードでむやみに買い物をしている場合ではないことがわかるでしょう。今すぐに、しっかりとお金を管理していけるよう、行動に移してください。

mirai talkはマネーフォワードから生まれた公平で安心できるお金の相談窓口です。新宿駅から徒歩約5分。本気で家計を変えたい人のための「貯まる家計養成プログラム」を提供しています。

マネープラス

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