24歳男性「趣味と飲み会への出費で貯金ゼロ、節約も苦手」

MONEYPLUS / 2018年10月12日 18時30分

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24歳男性「趣味と飲み会への出費で貯金ゼロ、節約も苦手」

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。

お金の使い方が下手すぎるのが悩みです。現在、一人暮らしで正社員として勤めています。年収は400万円程度で人並みの収入はあると思うのですが、あればあるだけ使い、毎月赤字寸前の生活を送っています。旅行もお酒も大好きで、趣味のサーフィンにも結構なお金がかかっています。友達付き合いも大事にしたいので、最低週に1回、多いときはほぼ毎日飲み歩いています。家賃は8万円で、自分が住んでいる地方都市の水準からすると平均より高いです。

これではダメだと節約を始め、最初の数ヵ月はお昼はパンにして、飲み会は断り、いい感じに削減できていたのですが、長くは続かず、逆に反動で新しい車を買ってしまいました。やりくりできない自分が嫌になります。給料日を待ちわびるような今の状況から変わっていきたいと思っています。はじめの一歩として、なにをすればよいのか、またはどのような心構えで挑めばよいのかアドバイスをいただけないでしょうか。

〈相談者プロフィール〉
・男性、24歳、未婚
・職業:会社員
・居住形態:一人暮らし
・世帯年収(額面):400万円
・貯金:なし

内藤:ご質問ありがとうございます。お金の使い方は人それぞれですから、好きな趣味に出費をするのも悪いことではありません。

家計簿をつけたり、節約するのが苦手ということですが、無理にやってもまた挫折し、自己嫌悪に陥るだけです。自分に向いていないことを頑張っても続かないので、やらない方が良いと思います。自分の性格に向いたやり方で工夫してみましょう。

まずは「給料日に自動積立1万円」から

お金があると使ってしまうというご相談者にアドバイスしたいのは、毎月の給料の中から一定の金額を先に差し引いてしまって、残りの金額で生活するパターンを作ることです。

最初は毎月1万円でも良いので、給料日にすぐに引き出して別の口座に入れてしまうことです。ネット証券なら銀行口座から毎月自動的に引き落とせるサービスもあるはずですから、自動化してしまうのがポイントです。

そして、口座に残ったお金で生活するようにすれば、全部使ってしまっても、毎月1万円が自動的に積み立てられます。少し慣れてきたり、給料が上がったりしたら、金額を1万円から2万円、3万円と増やすようにします。そうすれば元本の増えるスピードが早まります。

ネット証券に積み立てている資金を、慌てて運用する必要はありません。本を読んだり、セミナーに行ったりして、知識を蓄えて、自分の方法が見つかったら始めれば良いでしょう。それまでは準備資金として積み立てていけば良いのです。

資金が貯まったら長期・分散で運用を

また投資をする場合、株式に集中投資するようなリスクの高い方法ではなく、さまざまな資産に資金を分散する方法が良いと思います。投資信託なら毎月1,000円から積み立てできる商品もありますから、これを活用するのが投資初心者の基本です。

また、短期で増やそうとするよりも、10年から20年といった長期での資産形成を考えるようにしましょう。リーマンショックのような金融危機が起こったとしても、長期で考えれば大きな問題とはなりません。むしろ、資産を安く買うことができるチャンスと考えることもできます。

お金が貯まるとライフスタイルにも変化が

積み立てと資産運用でお金が貯まってくると、ライフスタイルにも変化が出てくるかもしれません。

マイホームや老後の準備資金など、お金に関する目標ができるでしょう。それを実現するために必要な金額を設定することができれば、計画的な資産形成にさらに熱が入るようになると思います。

お金の管理はできるだけシンプルにして、手間をかけずに自動化することが大切です。自分の時間をできるだけかけずに、知らないうちに資産が積み上がっていくような方法がベストです。

20代でお金を増やす時間はまだたっぷりありますから、できることから第一歩を踏み出してみてください。

マネープラス

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