旅行市場が好調、訪日外国人数が過去最高に 国内・海外の旅行人数・総消費額も増加予測

MONEYzine / 2019年1月19日 22時0分

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出典:日本政府観光局(JNTO)プレスリリース

 訪日外国人旅行者の増加に加え、旅行回数や旅行消費額の増加が見込まれており、2019年の旅行市場は堅調に推移しそうだ。

 日本政府観光局(JNTO)が2018年12月19日に発表した「訪日外客数の動向」によると、2018年11月の訪日外国人旅行者数は、前年同月比3.1%増の245万800人と推計され、11月としての過去最高を記録した。
出典:日本政府観光局(JNTO)プレスリリース

 中国、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインの17の国・地域が好調で、11月としての過去最高を記録した。

 1月から11月までの訪日外国人旅行者数の累計は、前年同期比9.1%増の2,856万100人と推計されている。10月までに昨年の年間の旅行者数を超えたベトナム、イタリア、ロシア、スペインに加え、中国、タイ、フィリピン、インド、米国、英国、フランス、ドイツの8の国・地域が、昨年の年間の旅行者数を超えて過去最高を更新した。

 また、日本政府観光局(JNTO)が同日発表した報道発表資料によると、2018年の訪日外国人旅行者数は12月18日までの累計で3,001万人となり、史上初めて3,000万人を超えた。訪日外国人旅行者数は「2020年・4,000万人」の目標に向け、増加傾向が続いているようだ。

 一方、JTBは「2019年の旅行市場についての見通し」をまとめ、2018年12月20日に発表した。市場見通しは1泊以上の日本人の旅行(ビジネス・帰省を含む)と訪日外国人旅行について、各種経済動向や消費者行動調査、運輸・観光関連データ、JTBグループが実施したアンケート調査などから推計した。

 2019年の総旅行人数(のべ人数)は、国内旅行が前年比1.5%増の2億9,090万人、海外旅行が同1.1%増の1,910万人、平均旅行回数は同0.03回増の2.49回と予想されている。景況感の良さに加え、祝日数の増加によって旅行人数が増加すると推測されている。また、同社の予想では、2019年の訪日外国人旅行者数は、同12.3%増の3,550万人が見込まれている。
出典:JTBプレスリリース

 旅行総消費額は、国内旅行消費額が前年比3.6%増の10兆6,500億円、海外旅行消費額が同1.0%増の4兆6,100億円と予想されている。同社が実施したアンケート調査などによると消費者の旅行支出意欲は増加しており、旅行回数の増加に合わせて総消費額も増加する。

 また、国内では2019年に人気のテーマパークで新アトラクションの開業が予定されているほか、2020年に向けて古民家や歴史的建造物を活用した豪華な宿、特徴的なコンセプトホテルなどさまざまな宿泊施設が登場しており、国内旅行の意欲を後押しするとみている。

 訪日外国人旅行者の増加に加え、日本人の旅行意欲も高まっており、2019年の旅行市場は堅調に推移しそうだ。

サイトウ イサム[著]、加藤 秀行[著]

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