リップルが送金大手マネーグラムに出資、「XRP」をブリッジ通貨として国際送金に活用

MONEYzine / 2019年6月21日 10時0分

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 SBIホールディングスは、同社の投資先である米Ripple Labsが、送金大手のMoneyGramに出資し、戦略的提携を結んだと発表した。

 米Ripple Labs(以下、リップル)は、SBIホールディングスの投資先であり、SBIホールディングス代表の北尾吉孝氏は同社役員を務めている。今回リップルは、SBIレミットと提携関係している大手送金会社MoneyGram International(以下、マネーグラム)への出資と戦略的提携を発表した。

 2年間の初期期間を持つこの提携を通じて、リップルはマネーグラムのクロスボーダー決済とデジタルアセットを使用した外国為替決済の主要パートナーとなる。また、リップルとマネーグラムは資本提携を締結することで合意。マネーグラムは2年間で最大5000万ドルの増資を受けることが可能になる。

ⒸAdobe Stock/Stefano Garau

 マネーグラムは、200以上の国と地域で数百万の顧客にサービスを提供し、複数の通貨をサポートしている。現在、マネーグラムは決済サービスを提供するために、伝統的な外国為替市場に頼っているが、それには大部分の通貨の事前資金調達が必要となる。今回の提携によって、マネーグラムは主要通貨の決済で資金調達のタイミングを決済要件と一致させてコストを削減し、バランスシートの効率を改善し、リスクを軽減することが可能になる。

 今回の提携では、リップルが提供する金融機関向けのソリューションのひとつである「xRapid」に注力。xRapidは国際送金において異なる通貨の即時決済を可能とするもので、XRP Ledger用のデジタルアセットである「XRP」をブリッジ通貨として活用する。これによって、取引手数料とトランザクションにかかる時間を大幅に圧縮。銀行が1つの通貨から送金して即座に目的の通貨で決済可能にすることで、事前資金調達への依存を減らすことができるとしている。

MONEYzine編集部[著]

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