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水深70cmでも走れる!? 万が一のリスクに備える『クロカン4WD』3選!

MōTA / 2020年8月13日 12時0分

ランドローバー 新型ディフェンダー

暑い季節になるとゲリラ豪雨や大雨をもたらす台風が日本列島に襲い掛かります。排水能力を超えた雨量や河川の氾濫などにより、道路が冠水してしまうこともしばしば。 JAFの実験検証によれば、セダンタイプでも水深300mm程度であれば走行はできたものの、水深600mmではエアインテークを通じてエンジン内部に水が入り、すぐに走行不可能となりました。ところが、700mm超の水深でも走行ができる本格クロカンも存在します。 今回は、たいていの冠水では走行不能に陥らない、「渡河(とか)性能」の高いクロカン4WDを3車種紹介していきましょう。

ランドローバー 新型ディフェンダー

トヨタ ランドクルーザー(渡河性能700mm)

まず紹介するのは、世界中で愛される高耐久・悪路走破性の高いクロカン「トヨタ ランドクルーザー」です。設計値の最大渡河性能は700mm。

豪華な加飾がされており、乗り心地もよいため高級感のあるクルマですが、こちらも本格クロカン。強靭な剛性を持つラダーフレームが採用されており、ボディにダメージを受けても走行不能になりにくく、未舗装路の長時間走行にも耐えらえるようになっています。

また、トラクションコントロールとブレーキを制御することで、あらゆる路面状況で安定した走行性能を実現させるマルチテレインセレクトや、悪路でもトラクションを失わずに極低速で走れるクロールコントロールなどの電子デバイスを備えています。

ちなみに同車よりボディサイズの小さいランドクルーザープラドも同程度の渡河性能を持ちます。

ジープ ラングラー(渡河性能762mm)

Jeepブランドの象徴的なモデルである本格オフローダーのラングラー。渡河性能は762mmとランドクルーザーを上回ります。

路面や天候状況に応じて駆動力を自動的に前後配分し、舗装路を含むあらゆる路面を安全かつ快適に走行できるフルタイムオンデマンド4x4システムに加え、パートタイムモードに切り替えることで、センターデフのロックが可能となり、強力なトラクションを発揮します。

また河を渡る、岩を登るなど、より険しいオフロードを進む際に、車両底部のトランスミッション、トランスファーケース、フューエルタンクに傷がつくのを防ぐスキッドプレートを装備するなど、高い悪路走破性があります。

ランドローバー ディフェンダー(渡河性能900mm)

ランドローバー ディフェンダーの渡河性能は、なんと最大水深900mm! テレインレスポンスのウェイドプログラムを起動すると、電子制御エアサスペンションで車高が上昇し、最大で標準車高+145mmまで車高を設定することができます。また3Dサラウンドカメラとウェイドセンシングが水深の把握をサポートしてくれます。

ランドローバー伝統のフルタイム4輪駆動(AWD)が採用されており、砂地や草地、雪道などの厳しい路面でも前後輪のトルク配分を調整して、卓越した悪路走破性を発揮します。

クロカン4WDだからといって油断せず、冠水路は迂回を!

画像はメルセデス・ベンツ Gクラスの渡河走行シーン。ただしこれはあくまでもイメージ。冠水時、このように豪快に波を立てて走行するのは絶対にNG! 他のクルマや歩行者、周辺の家屋などに多大な被害を与えかねません。万が一遭遇したとしても低速で慎重に走る、もしくは勇気をもって撤退することが鉄則! ということをお忘れなく。

紹介したクロカン4WD以外にも、レクサス LX570やメルセデス・ベンツ Gクラス、2021年に発売予定のフォード ブロンコなど、渡河性能の高いクルマが存在します。

そんなクロカン4WDであれば、ちょっとした冠水程度は通過できるとはいえ、少なからず車体へのダメージも発生します。シャフト類や各ベアリング、ジョイント部なども潤滑不良が起こる可能性もあり、走行後に点検・メンテナンスが必要となります。

冠水路って路面が見えないんです

また、冠水路は水深も路面状況が分からず危険です。機関への水没以外にもパンクや脱輪など、他の要因で走行不能に陥る可能性もあります。

車両の問題だけではありません。冠水路の通過時に波を立ててしまうことで、他のクルマや歩行者に迷惑なだけではなく、周辺家屋などが浸水してしまう恐れがあることも考慮すべきでしょう。

冠水に強いクロカン4WDに乗るドライバーを含め、冠水路に遭遇した場合は安易に進入せず、まずは迂回することを検討しましょう。

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