1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

【写真で解説】新型フェアレディZ プロトタイプとの共通点は? 2代目フェアレディZ(S130型)を比較してみた

MōTA / 2020年9月23日 18時20分

2代目S130/新型プロトタイプ

2020年9月16日、日産は50年以上の歴史を持つスポーツカー「フェアレディZ」の7代目となる次期プロトタイプモデルを、オンライン上で世界初公開しました。 日産 フェアレディZは1969年に初代S30型が登場し、ロングノーズ・ショートデッキのスタイリッシュなデザインと十分な性能を持ちながら、求めやすい価格設定としたことで、世界中で大ヒットを飛ばしたクルマです。初代の後継車として、パフォーマンスを向上させた正常進化版として1978年に登場したのが2代目S130型でした。 今回はそんな2代目フェアレディZ「S130型」について紹介しながら、新型フェアレディZプロトタイプモデルとの共通点を紹介していきます

2代目S130/新型プロトタイプ

2代目フェアレディZ(S130型)と新型プロトタイプの共通点は?

■全長×全幅×全高:4420mm×1690mm×1295mm ■エンジン:直列6気筒 2753cc ガソリン ■最高出力:145PS/5200rpm ■最大トルク:23.5kg・m/4000rpm ■トランスミッション:5速MT/3速AT ■駆動方式:FR ■販売期間:1978年~1983年 ■乗員:2名(※スペックは、1978年式「280Z-T 2シーター」の主な数値 )

写真手前が初代S30型、その奥が2代目S130型。1978年のフルモデルチェンジで2代目となったフェアレディZは、S130型へと型式を変更。世界で好評を博した初代S30型フェアレディZのコンセプトをそのままに引き継ぎ登場したのが2代目S130型です

2代目S130型は、テレビドラマ「西武警察」に登場するスーパーZのベースモデルでもあります

2代目S130型では、初代S30型と同様にロングノーズ・ショートデッキスタイルを受け継ぎながら、全幅を約60mm拡大。パワートレインは、直列6気筒 2.0L大排気量エンジンを搭載する「200Z」と直列6気筒 2.8Lターボエンジンを搭載する「280Z」のバリエーションを展開していました

1980年に国産車初のTバールーフをラインナップ。以降、フェアレディZの定番バリエーションとなり4代目Z32型までラインナップされ続けました。また1982年のマイナーチェンジでは、2.0Lエンジンにもターボが装着された「200Z-T」を追加し、「200Z-T」に装着された215/60R15タイヤは、国産車初のワイドタイヤを装着していたことでも話題となりました。

新型フェアレディZ プロトタイプのボディサイズは全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mm。 パワートレインは6速MTのV6ツインターボ

新型フェアレディZプロトタイプと2代目S130型のデザインは、フロント・リアの造形やプロポーションには共通点があります

リアエンドまで緩やかに傾斜するルーフや、長いボンネットの先に丸型ヘッドライトを装着し、フロントグリルの下部よりもボンネットの先端が前方にせり出しているデザインのフロントノーズのデザインなどが分かりやすいでしょう。130型と新型プロトタイプの2台を並べて横から眺めてみれば、引き継がれたデザインだということが分かりますね

4代目Z32型を意識したデザインの新型プロトタイプのテールランプ

角が取れたような曲線など、テール周りの細かな造形は新型フェアレディZ プロトタイプとS130型に共通点が見られます

2代目S130型のインテリア

新型フェアレディZ プロトタイプインテリア 中央に設置された3連メーターなど、インテリアの意匠も受け継がれていることが良くわかりますね

新型フェアレディZ プロトタイプは、シルエットをはじめ、フロント、リヤの造形には初代S30型からインスピレーションを得たもの。

そのため初代S30からキープコンセプトで登場したS130型と、新型フェアレディZ プロトタイプには多くの共通点がありますね。細かなところまでじっくり見比べていけば、これ以外にも受け継がれたデザインが見つかるかもしれません。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください