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【2020年話題のクルマを振り返る】国産ステーションワゴン最後の砦、スバル 新型レヴォーグを改めてチェック

MōTA / 2020年12月1日 16時19分

スバル 新型レヴォーグ GT-H EX(プロトタイプ) [撮影:SUBARU]

2020年も残すところあと1か月を切った。振り返ってみると、コロナ禍の中でも様々なニューモデルが登場し、多くの話題を呼んだ1年だった。そんな2020年を振り返る第1回は、2020年10月15日に正式発表となったスバル 新型レヴォーグをおさらい。

スバル 新型レヴォーグ STI Sport EX(プロトタイプ) [撮影:SUBARU]

新世代アイサイトや新開発ターボエンジンなどを搭載した新型レヴォーグ

2020年10月15日、スバルの人気ステーションワゴンである「レヴォーグ」の2代めに当たる新型モデルが遂に発売開始となった。

新型レヴォーグは、新デザインコンセプトとして「BOLDER」を採用し、レヴォーグの持つ個性をより大胆に表現。また、デザインテーマを「Performance × Advanced」とし、前傾感と塊感によって、アクティブかつ立体的な安心感を演出している。

ボディサイズは、全長4755×全幅1795×全高1500mmと先代モデルから全長が65mm、全幅15mmほど拡大。その代わり後席のレッグルームを広くするなど快適性が向上。

インテリアでは、新型デジタルコクピットとして、多くの情報を見やすく表示する12.3インチフル液晶メーターを「アイサイトX」搭載車に採用。3D高精度地図データとGPSや準天頂衛星「みちびき」などの情報を活用するアイサイトXはEXグレード系に標準搭載される。

さらに操作・表示を集約した11.6インチの縦型センターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムを国内初搭載した。大画面での直感的な操作を可能にしている。

エアコンは左右独立式を採用するほか、リアシートには先代には設定のなかった吹き出し口を2つ用意するなど快適性を大幅改善されている。

搭載されるパワートレインは、先代モデルには1.6/2リッターターボエンジンの2種類をラインアップしていたが、新型では1.8Lターボに集約。パワーは直線的な伸び方を見せ、5200rpm以上でピークパワーを発し続ける。トルクの方は走りはじめてすぐの1000rpmから高いトルクを発揮し、1600-3600rpmで最大トルクとなる。そこから先はパワーが担うため、どの回転域でもパワフルに走ることができる楽しいエンジンだ。

先行予約時から超高い人気を誇る新型レヴォーグ

スバル 新型レヴォーグの価格は310万2000円(消費税込)から。すでに2020年8月20日の先行予約開始から10月14日までの期間で、月間販売目標2200台の3.7倍となる8290台の受注を獲得するなど、高い人気を誇る新型レヴォーグ。

今や、貴重な国産ステーションワゴンは果たして、今後どこまで人気を伸ばすのか。その動向に目が離せない。

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