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新型BRZ発表記念! 90年代に熱狂した手軽なスポーツモデル3選

MōTA / 2020年11月23日 17時3分

日産 シルビア(S13型)「シルビア Q's」(1988)

2020年11月18日、スバルのFRスポーツカー、新型BRZが世界初公開されました。ボディサイズも大き過ぎず、新車で200万円台から、中古車なら100万円台から豊富に選ぶことが出来るなど、手軽にスポーツドライビングを楽しめるBRZ。その次期モデルの登場は嬉しいニュースです。新型BRZも引き続き手に入れやすい価格設定であることを祈りながら、かつて販売されていた手頃な価格で誰でも楽しめるスポーツモデル3車種ご紹介しましょう。

日産 シルビア(5代目)

かつてはデートカー、今は走り屋のベース車 5代目シルビア(S13型)

S13型日産 シルビア

5代目となる日産のS13型シルビアは、1988年5月にデビュー。伸びやかで流麗なクーペスタイルのエクステリアに、曲面を多用したインテリア、さらに、走行性能の良さも相まって、デートカーの定番車種として人気を集めました。また、第9回 日本カー・オブ・ザ・イヤー1988-1989やグッドデザイン大賞を受賞するなど、各方面から高い評価を獲得しています。

前期型である1.8リッターエンジン搭載モデルの新車価格は147万円(J's 5MT)から。より走りを意識したターボモデル(k's 5MT)でも189万円程度で販売され、当時の若者が頑張れば買える価格に設定されていました。

定番デートカーから走り屋仕様へ

S13型シルビアのインテリア

ラインナップは1.8リッターターボCA18DETエンジン「k's」、1.8リッター自然吸気CA18DEエンジン「Q's」と「J's」の3種類を展開しました。1991年のマイナーチェンジで排気量が2.0リッターへアップ、エンジンがSR20DETおよびSR20DEに変更されます。

当初若者のデートカーとしてデビューしたS13型シルビアでしたが、ターボエンジンにFRレイアウトというパッケージングに加え、中古車の流通量も多く価格もお安めと、“走り屋御用達”の手軽なベース車両として高い人気を博す条件がそろっていました。5ナンバー枠に収まるスリムなサイズで、狭い峠道で扱いやすいのも嬉しいところです。

そんなS13シルビアですが、近年は中古車価格が高騰中。さすがに手軽とは言えない状況になりつつあります。

日産 S13シルビアの中古車相場

■全長×全幅×全高:4470mm×1690mm×1290mm ■エンジン:直列4気筒 1809cc ガソリンターボ ■最高出力:175PS/6400rpm ■最大トルク:23.0kg・m/4000rpm ■トランスミッション:5速MT ■駆動方式:FR ■販売期間:1988年~1993年 ※スペックは、1988年式 1.8 K's

■中古車掲載台数:38台

■中古車相場:173.4万円~443万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月20日時点のデータ

名機「3S型」を搭載するスポーツクーペ 5代目セリカ(T180型)

T180型トヨタ セリカ(写真はセリカ GT-FOUR)

1989年のフルモデルチェンジによって5代目となったセリカ(T180型)は、丸みのあるデザインや基本骨格を4代目から継承しつつ、中身を大幅に進化。サスペンションの剛性を引き上げ、エンジンを2.0リッターへ統一し、四輪駆動モデル「GT-FOUR」のリアデフには日本車初のトルセンリミテッド・スリップ・デフを装着し、走行性能が底上げされます。

また、1993年には、世界ラリー選手権(WRC)では、ユハ・カンクネンがドライバーズタイトルを獲得、さらに日本車初のマニュファクチャラーズタイトルも獲得しました。

みんなが楽しめたスポーツクーペ

ノンターボモデルはボンネットの開口部も未装着でシンプルなデザインだ

ラリーでの活躍により、どうしても最速モデルのGT-FOURにばかり目が行ってしまいますが、ノンターボモデルもスポーツクーペとしての魅力を十分持っています。

目を見張るような速さはないものの、ヤマハと共同で開発された3S-GEエンジンは、癖のない滑らかな加速が特徴です。

またバブル期に開発されたこともあり、価格もシルビア同等で安いのに、下位グレードであっても内装の造りは上質。5代目セリカは、リトラクタブルヘッドライトを備えたスポーツクーペを、誰でも気軽に楽しむことができました。

トヨタ 5代目セリカ(T180型)の中古車相場

■全長×全幅×全高:4420mm×1690mm×1305mm ■エンジン:直列4気筒 1998cc ガソリン ■最高出力:165PS/6800rpm ■最大トルク:19.5kg・m/4800rpm ■トランスミッション:5速MT ■駆動方式:FF ■販売期間:1989年~1993年 ※スペックは、1989年式 2.0 GT-R

■中古車掲載台数:4台

■中古車相場:169万円~520万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月20日時点のデータ

「スポーツシビック」の愛称で親しまれた 5代目シビック(EG型)

EG系 ホンダ シビック

1991年に5代目EG型となったシビックは、「スポーツシビック」と呼ばれ親しまれました。ラインナップは、3ドアハッチバック、2ドアクーペ、4ドアセダンを展開。サスペンションは、ストロークに余裕を持たせた四輪ダブルウィッシュボーン式を採用し、高い路面追従性とスポーティーな走りを実現。また、「第12回 1991-1992 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

軽量かつコンパクトで価格も100万円台と安価であったため、走り好きの若者を中心に人気となり、車高をギリギリまで落としたカスタムシビックも多く見られました。

200万円以下で買えた“テンロク”最強スポーツハッチ

テールゲートにちょこっと座ることが出来る形状なのもオシャレだ

5代目シビック(EG型)は、最高出力170PS/7800rpm、最大トルク16.0kg・m/7300rpmを発生させる1.6リッター直列4気筒 DOHC VTEC B16A型エンジンを搭載しています。

当時の新車価格は、B16A型VTEC搭載のSiR(MT)が168万円と、最新のスポーツモデルが300万円を優に超えることを考えると、かなりお買い得。グレードにより違いはあれど、車両重量も1.0トン前後と軽量で、5代目スビックは軽快なスポーツドライビングが誰でも味わえるホットハッチです。

ホンダ 5代目シビック(EG型)の中古車相場

■全長×全幅×全高:4070mm×1695mm×1350mm ■エンジン:直列4気筒 1595cc ガソリン ■最高出力:170PS/7800rpm ■最大トルク:16.0kg・m/7300rpm ■トランスミッション:速MT ■駆動方式:FF ■販売期間:1991年~1995年 ※スペックは、1991年式 1.6 SiR II

■中古車掲載台数:21台

■中古車相場:109.8万円~238.5万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月20日時点のデータ

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