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本当に翼を広げるように動く!「ファルコンウイングドア」がカッコいい テスラ モデルXを写真でチェック

MōTA / 2021年3月19日 20時0分

テスラ モデルX

電気自動車専門メーカーとして他ブランドの一歩先を行くテスラのSUV「モデルX」は、満充電で約580キロ走行、時速100キロまで到達するのに3.9秒という驚異的な動力性能を持ち、後席用ドアはなんと上方に電動で開くファルコンドアを採用! 今回はそんな未来感と斬新さを詰め込んだフル電動SUV、テスラ モデルXを写真と共に紹介しよう。

テスラ モデルX

走りにも手を抜かない新時代の電動SUV

モデルXはアメリカの電気自動車メーカー、テスラが「最も安全で高機能なSUV」として製作した5~7人乗りのSUV。前後にひとつずつ搭載されたモーターの駆動により走行するEV(100%電気自動車)で、日本では2016年より販売を開始した。

また、米道路交通安全局が2017年に行った安全評価試験では、SUVとしては初の安全性5つ星評価を獲得している。

上級グレードの「Plaid」では駆動モーターを1つ増やした「トライモーターAWD」を採用し、モーター出力と加速性能をさらにアップさせた。

満充電の航続距離は通常グレードである「ロングレンジ」の580kmと比べて547kmと多少落ちるものの、最大出力は1020ps、加速性能は100km/hまで2.6秒で到達するなど、並みのガソリン車を超越するスペックを誇る。

乗降性を重視して造られたファルコンウイングドア

エクステリアは複雑なラインが少なく、緩やかなカーブを基調としたシンプルで先進的なデザイン。落ち着いた見た目の中で、車体前方のテスラエンブレムがキラリと輝き、良いアクセントになっている。

フロントフェイスを見てみると、これまで当たり前のように存在しているはずのフロントグリルが存在しない。

EVはエンジンを搭載した車よりも発熱が少なく、冷却を行うにしても従来のような走行風を通すための大きなフロントグリルは必要ないのだ。そのためグリルのような部分はグリル風の加飾であり、こういったエクステリアデザインの自由度の高さもEV車の特徴と言える。

シュッとした見た目ながら、全長5037mm全幅2070mm全高1680mmと全高を除けば、トヨタ アルファードよりも一回り以上大きい。

さらに車両重量は似たような車格のトヨタ ハリアーやトヨタ カムリの約1.7トンよりも800kgほども重い2.5トンを誇る。しかし、トルクフルな駆動モーターは、その体格と重さを苦にしないほどパワフルだ。

曲面が多く使われたボディはテスラが「地球上で最も低い空気抵抗を誇るSUV」と豪語するほど空気抵抗が少なく、空気抵抗係数を表すCd値は0.25と非常に優秀。

写真のようにさり気ないデザインのリアウイングも、実は空気抵抗を極限まで考慮した造りになっている。

モデルXを象徴する電動後部ドア「ファルコンウイングドア」はスタイリッシュなだけでなく、その開閉動作はかなり特徴的。

構造としては、ドア根本とルーフの角(写真では90°に折れ曲がっている部分)の2か所にヒンジが用いられ、ドアを開くときは畳まれた状態で上方にスライドし、上昇していくと同時に先端部がゆっくり跳ねあがる仕組みだ。

開閉時に2アクションの動作を行うことで、ドア横に僅か30cmのスペースがあれば車内に乗り込むことが可能。これは後部座席への乗降性や、子供を乗せる際に体をよじったりしないようファミリーユースを考えて設計されており、ファルコンウイングの躍動的なデザインと使い勝手が、高いレベルで両立されている。

全ての情報を統括した縦型17インチディスプレイ

インパネ中央部には、ひたすら目立つタッチ式の17インチ縦長ディスプレイが装着され、ナビゲーションやエアコンの設定、ファルコンウイングドアの開閉やウェブ閲覧など数多くの機能を集約。(2021年に発表された最新モデルは横型に変更)

物理的なスイッチを極力減らしていることで、エクステリアと同様にシンプルでスマートなデザインのインテリアになっている。

モデルXには、従来ではあって当たり前のエンジンスタートスイッチがなく、システムの起動方法は、スマートキーを持った状態乗り込むだけ。そのままシフトをDレンジに入れ、アクセルを踏むだけで発進できてしまうのだ。

また、フロントガラスはシート上部まで回り込んでおり、良好な運転視界が得られると共に室内が明るくなったような解放感も楽しめる。

SUVなどの車高が高い車は左サイド部から後方にかけて、死角ができやすくなってしまうため、日本ではその視覚を補い直前直左鏡(サイドアンダーミラー)の装着が義務付けられている。

その点モデルXに物理的なミラーはなく、ダッシュボードに装着したディスプレイで死角を映しだし、危険を事前に回避することが可能だ。

室内は5人乗り、6人乗り、7人乗りのそれぞれ3パターンから選べる。後部座席の足元の中央部はフロアートンネル(マフラーやプロペラシャフトなどを通すためのトンネル状の突起)もなく、足元の空間はかなりゆとりがある。

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