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S660完売で開発に加速!? ホンダの新型EVスポーツカー「ホンダ スポーツe(仮称)」が2022年にも発売か

MōTA / 2021年5月4日 13時0分

Honda Sports EV Concept(ホンダ・スポーツ・イーブイ・コンセプト)[2017年東京モーターショー2017出展車(コンセプトモデル)]

ホンダでは今、次世代スポーツカーの開発に向けた動きが加速している。2017年の東京モーターショーで発表された「Honda Sports EV Concept(ホンダ・スポーツ・イーブイ・コンセプト)」が市販化を検討しているというのだ。 S660が生産終了を迎える中で期待がかかる、ホンダの次世代EVスポーツカー「ホンダ スポーツe(仮称)」についてご紹介!

Honda Sports EV Concept(ホンダ・スポーツ・イーブイ・コンセプト)[2017年東京モーターショー2017出展車(コンセプトモデル)]

S660の後継モデルは電気自動車で決まり! ホンダeと兄弟車になる模様

ホンダ S660

ホンダの軽スポーツカー「S660(エスロクロクマル)」が、来年2022年春に生産を終了するとのニュースは、ホンダファンの間で衝撃を呼んだ。

2021年3月12日の発表からわずか20日後には1年分の生産枠が全て予約で完売となり、スポーツカー需要の根強さも話題となっている。そんな中、今ホンダでは次世代スポーツカーの開発に向けた動きが加速しているという。

2017年の東京モーターショーにホンダの次世代スポーツカーのヒントが隠されていた

ホンダの次世代スポーツカーのヒントは、2017年の東京モーターショーにある。会場ステージの一角に仲良く並んでいたEV(電気自動車)のコンセプトカーの2台だ。

1台は「Honda Urban EV Concept(ホンダ・アーバン・イーブイ・コンセプト)」。初代シビックやN360といった往年のホンダの名車をモチーフにした、どこか懐かしいスタリングのEVコンパクトである。

東京モーターショー2017に出展された「Honda Urban EV Concept(ホンダ・アーバン・イーブイ・コンセプト)」,2020年8月に市販化された「Honda e(ホンダ・イー)」

東京モーターショー2017に出展された「Honda Urban EV Concept(ホンダ・アーバン・イーブイ・コンセプト)」,2020年8月に市販化された「Honda e(ホンダ・イー)」

ホンダでは、当初よりアーバンEVコンセプトの発売を宣言。2020年8月には「ホンダ e(イー)」として早くも市販化されている。

「Honda Sports EV Concept(ホンダ・スポーツ・イーブイ・コンセプト)」

そして東京モーターショー2017会場に並んだもう1台こそが、今回注目したいEVスポーツカーのコンセプトモデル「Honda Sports EV Concept(ホンダ・スポーツ・イーブイ・コンセプト)」だ。

ホンダの新型EVスポーツカーはエスロク・エスハチをモチーフに、クーペとオープンの2モデルで検討か!?

ホンダ S600クーペ(1965~1966),ホンダ S800(1966~1970)

ホンダ S600クーペ(1965~1966),ホンダ S800(1966~1970)

アーバンEVコンセプト(ホンダ e)のモチーフが往年の小型車・軽ハッチバックなら、ホンダスポーツEVコンセプトは、歴史に名を残す小型スポーツカー、ホンダスポーツシリーズに端を発している。

ホンダスポーツは、2輪メーカーだったホンダが1963年に初めて市販化した乗用車で、当初の「S500」(エスゴ)から、「S600」(エスロク)、「S800」(エスハチ)とバージョンアップを重ね、1970年まで販売されていた。オープンモデルに加え、S600からクーペボディも追加されている。

ホンダスポーツEVコンセプトは、このクーペボディのいわば現代版といえるだろう。

ホンダの新型EVスポーツカーにもオープン版がある!?

さて、次世代型のホンダスポーツカー(「ホンダ スポーツe(仮称)」)が果たしてどのようなかたちで市販化されるかだが、すでに市販化されているホンダ eのEV専用プラットフォームを流用するかたちで開発が進められているようだ。むしろEV専用プラットフォームがホンダ eのためだけに巨額を投じて開発された訳がなく、「ホンダ スポーツe」などの派生モデル登場も既定路線と考えるべきだろう。

ホンダ eのEV専用プラットフォームは後輪駆動が特徴だ

基本的なパワートレインはホンダ eに準ずる。ただし都市型コミューター(街乗りを中心とした利用用途のクルマ)を標榜し、35kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し一充電の航続可能距離283km(WLTCモード)というホンダ eに対しバッテリー容量を増やし、航続可能距離や出力といった性能も向上される模様だ。

またホンダ e同様にカメラミラーシステムや、コネクテッドシステム「Honda CONNECT」の多彩なアプリケーションなども楽しめるだろう。

ホンダ スポーツeの登場時期は未定だが、2022年にはその姿を見ることができる可能性は高い。

その際には、往年のS600・S800のように、クーペとオープンの2種類のタイプが登場することに期待したい。

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