新型アクア、走行性能や新搭載の快感ペダルに期待! 「もはや燃費だけの車ではなくなった」の声【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年7月22日 10時0分
トヨタは2021年7月19日(月)、同社の代表的なコンパクトハイブリッドカー「アクア」の2代目となる新型モデルを発売開始した。新型アクアは、市販車で世界初採用となる新開発のバイボーラ型ニッケル水素電池を搭載。これにより従来モデルに比べ2倍の出力を発揮し、燃費も20%向上させるているほか、トヨタ初となるワンペダルドライブ「快感ペダル」も初搭載! ここではそんな新型アクアについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
カタログ燃費は約20%の向上、さらにワンペダルドライブも可能に
初のフルモデルチェンジを果たしたトヨタ 新型アクアに搭載されるパワートレインは、ヤリスハイブリッドと同様の、直列3気筒M15A-FXE型1.5リッター ダイナミックフォースエンジンにリダクション機構付きのTHS IIハイブリッドシステム。カタログ燃費値は、先代比で約20%の向上となる35.8km/L~33.6km/L[WLTCモード燃費]を達成している。 ヤリスハイブリッドと同様のパワートレインながら、新型アクアではハイブリッドシステムの駆動用主電池として、新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池が初採用(Z、G、Xグレード)されている。このバイポーラ型ニッケル水素電池は、先代型のニッケル水素電池に比べ、バッテリー出力が約2倍に向上しており、加速性能が改善、低速からパワフルでスムーズな加速感覚が得られる様になった。さらに、電気だけでの走行領域も拡大し、時速40キロ前後の街乗り領域までEV走行が可能となっている。
走行モードには「ノーマル」「エコドライブモード」に加え「POWER+モード」が新設定され、「快感ペダル」と名付けられたワンペダルドライブが可能となった。ノーマルモードに比べ、アクセルオフ時の減速感は約2倍。トヨタによると、ペダルの踏みかえ頻度も4割減り、運転時の疲労軽減にも役立つとしている。
アクアの低燃費はもはや当たり前!? 新型はそれだけでなく最先端の車に
そんな新型アクアについて、主に燃費面や走行性能についてSNS上でどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。
「以前より燃費を前面にアピールしてないが、WLTCモードで35.8km/L~33.6km/Lって普通にすごい」
と言う声を筆頭に、
「ガソリン高騰の時勢にこの燃費性能は訴求力抜群」
「満タンで1000km走行可能。それでもガソリン代が5000円足らずで済むのだからEVより安い」
など、初代モデルから受け継がれる低燃費性能に期待を寄せる声が挙がっている。その上で、
「アクアと言えば燃費が秀でただけのイメージだったが、新型はトヨタ初の新機能などが搭載された最先端の車になった」
という声が多く見受けられた。
トヨタ初のワンペダルドライブ「快感ペダル」に注目集まる
中でもやはり、新型アクアより採用されたワンペダルドライブ「快感ペダル」に注目が集まっているようで、「アクアのワンペダルの減速度は、日産 ノート程強くしてるのか? アクセルオフでブレーキランプを自動点灯させるているかで、トヨタがどこまでワンペダルに本気か分かる」
「トヨタもワンペダルの良さを認めたという事かな」
などの声が挙がっている。一部では単純に、
「もうちょっとネーミングなんとかならなかったのかな?」
「TNGAといい、トヨタはなんかネーミングセンスが独特」
とする声はあるもの、
「大多数を相手にするトヨタとしては、これまでは前衛的だったため避けてきたワンペダルも、電気自動車や準電気自動車を理解できる層が増加し、アクセルペダルで速度調整可能な技術を今回から採用したということだろう。それだけ今後の電動化を見据えているということか」
といった今後の電動化に対するトヨタの動きを推察する鋭い声も見受けられた。そうした上で、
「日産e-POWER(のワンペダル)は、初めての感覚ながら乗ったらとても便利だった。トヨタはどんな仕様か気になる」
「乗った事が無いからわからないけど、そんなにワンペダルって良いの? トヨタが採用したことで興味が出てきた」
と、早速ワンペダルドライブを体験している層だけでなく、未体験層にも注目されている様子。この辺り、新型アクアのセールス如何では、他のトヨタ車での展開も予想されそう。新型アクアの走行性能が気になる方は、まずは販売店などで試乗して見てほしい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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