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フリード vs シエンタ、荷室アレンジ対決は五分五分の戦い! 跳ね上げ式と床下収納式、どっちもひと手間かかるのが難点だ

MōTA / 2021年9月16日 19時30分

ホンダ フリード シートアレンジ[写真は2016年9月16日発表時のモデル] [Photo:Honda]

コンパクトミニバン「ホンダ フリード」と「トヨタ シエンタ」は、小さいサイズの中に3列シートや荷室を配置するための工夫が詰まっている。フリードとシエンタ、どちらも使い勝手は良好。ただし3列シート車の場合サードシートのアレンジに大きな違いがある。跳ね上げ式のフリードと床下収納式のシエンタ、どちらもちょっとばかり収納に手間がかかるのが難点だ。

ホンダ フリード/トヨタ シエンタ

サードシート以外はMクラスミニバン並みに余裕の空間を持つホンダ フリードとトヨタ シエンタ

ホンダ フリード

ホンダ フリード、トヨタ シエンタともにボディサイズは非常にコンパクトで、全長4.3メートル弱、全幅1.7メートル弱の5ナンバーサイズである。Mクラスミニバンの「ホンダ ステップワゴン」「トヨタ ヴォクシー」などが全長4.7メートル級なのに比べると、駐車場や狭い道での使い勝手の面でかなりの差となる。

トヨタ シエンタ

しかしそれでいながらこの2台は、パッケージングを工夫することで3列シートレイアウトを実現しているところが特徴だ。さすがに3列全ての席が余裕たっぷりという訳にはいかないが、使用頻度の高い前席及び2列目席(セカンドシート)の広さはMクラスミニバン並みに確保されている。

3列目の使用頻度があまりない、しかし年に数回は必要になる機会がある…例えばそんな使い方が想定されるユーザーには、最適な選択肢となるだろう。

限られた空間を有効活用するため、サードシートの収納にも各メーカーの工夫が感じられる

ホンダ フリード

そんな訳で、ホンダ フリードとトヨタ シエンタのユーザーの多くは、3列目席(サードシート)は普段は収納し、広い荷室空間として使うケースが多いようだ。急な雨に振られ、塾に行った子供を迎えに行った際、後部に自転車を積む…そんな使い方もこの2台なら対応出来るだろう。

ホンダ フリードのサードシートは壁側に跳ね上げて収納するタイプ。フラットな床面で使い勝手も良い

そのサードシートのアレンジだが、2台ともちょっと面倒だ。

フリードの場合、左右に跳ね上げるタイプでちょっと力がいるのと、荷室の左右幅が狭くなるのが難点となる。ただし床面自体はフラットで、使い勝手は良好。

シエンタのサードシートの収納は、セカンドシートの床下に滑り込ませるようなイメージだ[写真はトヨタ シエンタ公式サイト(https://toyota.jp/sienta/)より]

シエンタの場合、セカンドシートを前倒しした上で、サードシートを前に倒しセカンドシート位置の床下に収納。セカンドシートを使用する際にはまたその上に戻す方式となる。なかなかアクロバティックな動きだが、パズルがピタッとハマったような気持ち良さがなんだか面白い。ただしフリードよりも床面には凹凸が生じる。

購入を検討する際にはディーラーの試乗車でシートアレンジを実際に体感しておくことも重要だ

ホンダ フリードの室内空間

普段はサードシートは収納したままで使用されるケースが多いホンダ フリードとトヨタ シエンタだが、やはりいざとサードシートを使おうとなると、もとの位置に戻さないといけない。

その際、特にシエンタは上記のアクロバティックな工程で戻していかないととならず、やや手間がかかる。その点フリードの場合は、壁側からサードシートを降ろすだけなので、シエンタに比べれば比較的簡単に済むだろう。

トヨタ シエンタの室内空間

購入する前には、ホンダとトヨタの各ディーラーで、そうした工程も展示車や試乗車を使って実際にシミュレーションしてみると良いだろう。

「思ったよりも手間だった」あるいは「思ったより簡単だった」といった実感をあらかじめしておくことも、ホンダ フリードとトヨタ シエンタの2台を選ぶ際には重要なポイントとなる。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:Honda・TOYOTA]

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