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スズキの新型ワゴンRスマイルと軽スライドドア王者、ホンダ N-BOXのガチバトル! 意外にも新型ワゴンRスマイルが有利なワケ

MōTA / 2021年10月9日 15時0分

スズキ ワゴンRスマイル 試乗会

ガチライバルはダイハツ ムーヴキャンバス! 誰もがそう思うはずの、背が微妙に低い全高1.6m台スライドドア軽として登場したスズキの新型ワゴンRスマイル。 だが、自らホンダ N-BOXを所有する筆者、モータージャーナリストの小沢コージ氏は「案外、国内最多販売を誇る全高1.7m台の人気スライドドア軽“N-BOX”をも食う存在となるかもしれない」と語る。その理由について、2台を比較しながら紹介していこう。

スズキ ワゴンRスマイル 試乗会

スーパーハイトの高さはメリットばかりではない!

今回は新型ワゴンRスマイルとN-BOXを比較していこう。

先ほど述べたように、新型ワゴンRスマイルはN-BOXを食う存在になるかもしれない。なぜならN-BOXは背が高すぎるからだ。なに言ってんの? 背が高いからいいんじゃない! などと言うなかれ。違うのだ。N-BOXや同じ全高1.7m台のダイハツ タントやスズキ スペーシアの良さは室内の高さだが、正直ムダっぽい部分もある。

N-BOXは背の高さゆえ、車内にママチャリがすっぽり入るが、実際にN-BOXオーナーでもあるオザワは日常一度もチャリンコなぞ載せたことがない。人にもよるがホントにみんな自転車載せてんの? とも思う。郊外生活だと使うのかもしれないが、ミニバンの3列目シート同様、言うほど高さを使い切れてないのではあるまいか?

新型ワゴンRスマイル程度の高さで十分なんじゃないのか? とも思ったりするのだ。

ってなわけで今回ガチで比べてみた。

見た目勝負ではワゴンRスマイルがオシャレで乗りやすさを感じる

第一のカッコ勝負だが、好き好きもあるがN-BOXは新型ワゴンRスマイルと比べるとやはり商用車っぽい、ってかバスっぽい。そりゃそうだ。ざっくり約10cm車体が高いわけでその分、ガラス面積&高さがかさんでウルトラマイクロバスのようにも見える。

もちろんN-BOXは同じ1.7m台のタントやスペーシアに比べ、ガラス面積とボディ面積のバランスが絶妙で最もカッコよい。だが並べると新型ワゴンRスマイルのほうが乗用車っぽいし、新型ワゴンRスマイルはキャンバスほどファンシーに作ってないので男性でも乗りやすい。

レンズも丸型だが楕円で、高いハイブリッドXだけだが立体感ある厚肉インナーレンズが使ってあり案外大人っぽい。ボディカラーも2トーンでもシックだ。ホントはカスタム仕様を作って欲しいが、個人的にも新型ワゴンRスマイルには乗れると思う。

ヘッドライトのレンズは楕円型で大人っぽい

ユーティリティ勝負ではN-BOXが優勢だが新型ワゴンRスマイルのクオリティが高い

第2のユーティリティ勝負だが、確かにN-BOXはリヤシートが異様に広い。頭上もワンランク高い。小沢が前に座ったシート位置でリヤはヒザ前にコブシは4個入るが新型ワゴンRスマイルはコブシ3個チョイ。だが、新型ワゴンRスマイルでも十分に広いし、兄貴分のスペーシアより微妙にインテリアクオリティも高い気がする。

新型ワゴンRスマイルは兄貴分のスペーシアよりインテリアの質感も高い, N-BOXはさすがの広さを持つ

新型ワゴンRスマイルは兄貴分のスペーシアよりインテリアの質感も高い, N-BOXはさすがの広さを持つ

内装樹脂はツヤ感がいいし、モノ入れは多いし、シート生地なんかもカジュアルでいい感じ。色合いを含め、オシャレではある。

気になるのはリヤシートの乗降性だ。一番引っかかるのがこの部分で、確かに両側スライドドア車になると、ドア開口部の上下にスライドレールが来るので乗り降り時に高さが阻害される。身長176cmの小沢が乗ろうとするとN-BOXより腰を屈める必要があるし、そのまま乗ると頭をぶつける。

後席の乗り込みやすさではN-BOXが有利, スマイルは全高が低いため頭をぶつけてしまう可能性も

後席の乗り込みやすさではN-BOXが有利, スマイルは全高が低いため頭をぶつけてしまう可能性も

だが、それでもスポーツカーなんかより全然乗り降りは楽だし、中から降りる時は頭をぶつけない。個人的にはこれくらいでも毎日使える範囲だと思う。

同じノンターボで比べるとN-BOXの方が力強い走りを見せる

第3の走りだが、同じノンターボで比べるとやはりN-BOXの方が微妙に力強い。同じ660cc直3だが、N-BOXは58馬力&65Nm。かたや新型ワゴンRスマイルは49馬力&40Nm。新型ワゴンRスマイルはマイルドハイブリッド付きを選べば発進は遜色ないが、伸びはN-BOXの方がいい。

同じ660cc直3エンジンだが伸びはN-BOXの方が良い

乗り心地も厳密にはN-BOXの方が上だ。新型ワゴンRスマイルの方が微妙にコツコツ感が残る。

だが、これは好き好きだが新型ワゴンRスマイルの方がアイポイントが少し低めで、高速で若干ふらつきが少ない気がする。N-BOXも怖くはないが背が高い分、少し遅れというかおっとりとした動きを感じる。安心感では微妙に新型ワゴンRスマイルの方が良いはずだ。

燃費はWLTCだが新型ワゴンRスマイルが最良25.1km/L、N-BOX21.2km/Lと新型ワゴンRスマイルの勝利。

ただ新型ワゴンRスマイルで残念なのは、ちまたで言われるようにターボの設定がないこと、リヤシートのサンシェードがないこと、リヤシートスライドが荷室側から出来ないこと、サーキュレーターの設定がないことだ。やはり独身女性向けの領域から抜け出てない。

かたや最大のポイントは価格。新型ワゴンRスマイルは129万円スタートと安く一番高いFFのハイブリッドXでも159万円。N-BOXは10万円以上高い142万円スタートで、FFノンターボのEXだと165万円とやはり高め。

自転車載せない、車内で子供が立って着替えない、そういう人はデザインさえ気に入ればワゴンRスマイルで十分だと思う。後はメーカーさんがターボを追加し、ワイルドなカスタム仕様を出すのを待つだけ!? なんてね(笑)

【筆者:小沢コージ】

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