ホンダの先進安全技術2030年から大幅進化! N-BOXなどにも死角の車両を警告する機能が装備される見込み
MōTA / 2021年10月19日 15時0分
ホンダは2021年10月13日(水)、全方位安全運転システム「ホンダセンシング360」を発表した。従来のシステム「ホンダセンシング」よりも機能を高め、測位範囲を車両の前後だけでなく全方位に広げた。2022年に中国で発売する四輪車から適用し、2030年までに先進国で発売する全モデルに展開することを目指すとしている。
車両の死角をカバーするホンダセンシング360
ホンダセンシング360は現行のホンダセンシングの単眼カメラに加えて、フロントと各コーナーに合計5台のミリ波レーダーを新たに装備することで360度センシングを実現。
これによって、従来の運転では目視で確認しにくかった車両周辺の死角をカバーし、他の車両や歩行者との衝突回避や運転に伴うドライバーの負荷の軽減をサポートする。また、自動運転レベル3対応のホンダセンシングエリートにおける開発で培った知見やノウハウを生かした。ホンダセンシング360の機能は大きく5つ! 最大の特徴は死角も検知することだ
ホンダセンシング360は衝突軽減ブレーキを進化させている。
一般道の交差点で右左折する際に車両や歩行者を検知し、接触の危険性がある場合には衝突軽減ブレーキが作動する。ホンダセンシングの衝突軽減ブレーキをさらに進化させ、検知範囲を前方から全方位に広げることで交差点の出会い頭での衝突回避、被害軽減を支援する。
また、一般道の交差点などで低速走行、または停車状態から発進する際に左右前方から接近する交差車両の情報をドライバーへ通知する。自車と交差車両が接触する危険性がある場合はシステムがドライバーへの音とメーター表示で危険を警告し、衝突回避の運転操作を促す。高速道路ではカーブ前での車速調整や車線変更支援なども追加
高速道路などで使用できる支援機能も3つ用意する。
まずは車線変更をする際、後方から接近する隣車線の車両との衝突回避を支援するもの。ミラーの死角から近づく後側方車両との接触の危険性がある場合にシステムがドライバーへ音とメーター表示で危険を警告し、衝突回避のためのハンドル操作まで支援する。
さらに渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援システムが作動中に一定の条件を満たした状態でドライバーがウインカー操作をすると、システムが車線変更に伴うハンドル操作を支援する機能もある。 ACCが作動中にカーブを走行する際、適切に車速調整し、フロントカメラがカーブ手前で車線の曲率を前もって読み取り、ドライバーにとってスムーズでなめらかなカーブでの走行を支援するカーブ車速調整機能も備える。ユーザーにとってはもしもの際にも安心できる画期的な機能だ
ホンダは2050年に全世界でホンダの二輪車、四輪車が関与する交通事故の死者ゼロを目指している。ホンダセンシング360はこの目標に近づくための画期的な技術であり、またホンダセンシング360を搭載した車両に乗るユーザーにとっても安心感につながる。こうした機能がより安価に多くの車両に搭載されることが今後求められていくだろう。
【筆者:MOTA編集部】
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