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2020年発売のトヨタ ヤリスは1年半もの間首位に君臨し続けている! なぜ人気は色褪せないのか

MōTA / 2021年11月20日 10時0分

ヤリス試乗レポート

登録車ではSUVだけでなく、コンパクトカーも新型モデルが続々登場している。そんな中、2020年2月に発売されたトヨタ ヤリスは登場直後から人気のあるモデルの一つ。発売後の2020年4月から2021年10月まで1年半もの間、日本自動車販売協会連合会が発表する「乗用車ブランド通称名別順位」で1位に君臨し続けるヤリスファミリーの主軸であるヤリスを中心に、人気が色褪せない理由を紹介しよう。

トヨタ ヤリスクロス[2020年8月31日発売]とトヨタ ヤリス[2020年2月10日発売]

2020年に車名を変更して登場したトヨタのコンパクトカー!

トヨタ ヤリスはもともとトヨタ ヴィッツの名で1999年に発売された。初代から20周年を記念した2020年に、海外で車名として使用されているヤリスに統一された。

2020年に日本でも車名が「ヤリス」に統一された

2021年10月の乗用車ブランド通称名別順位は1万596台。2020年8月に発売されたコンパクトクロスオーバーSUVの「ヤリスクロス」や2020年9月に追加されたスポーツモデル「GRヤリス」の台数も含まれている。2021年1〜10月の登録台数ではヤリスが5万6800台、ヤリスクロスが5万6300台、GRヤリスが3400台。

ヤリスとヤリスクロスはほぼ同数だが、ヤリスを猛追するトヨタ アクアやルーミー、日産 ノート、ホンダ フィットとともにコンパクトカー市場を牽引するモデルであることに変わりはない。

ヤリスクロスやGRヤリスも販売台数には含まれている

ヤリスは5ナンバーサイズで取り回しのしやすいコンパクトカー!

ここで一度、ヤリスについておさらいしておこう。ヤリスはTNGAプラットフォームの「GA-B」が採用されたモデルで、ボディサイズは全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mmとコンパクト。最小回転半径4.8mと小回りが効くのが魅力だ。

エンジンは1.5リッター直3ガソリンと1.5リッターハイブリッド、レンタカーなど法人利用がメインとなる1.0リッター直3ガソリンエンジンの3つを用意する。

1.5リッターのハイブリッドエンジンが搭載されている

ヤリスクロスはコンパクトなクロスオーバーSUV!

クロスオーバーSUVモデルのヤリスクロスは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mmと「ヤリス」の名がついているものの、コンパクトSUVらしいサイズで全長4mを超えるが、全幅も大きく室内は大人4人がゆったりと座れるゆとりがある。

コンパクトSUVは今人気の高いボディタイプだ

エンジンは、1.5リッターのガソリンとハイブリッドの2種類のみで、ヤリスと共通のものが採用されている。

GRヤリスはもはや別物! 1.6リッターターボエンジンも搭載

一方、GRヤリスはヤリスと共通しているものはほんの一部でほとんど別のモデルとして考えた方が良い。2WD、4WDモデルともにヤリスより幅広なGRヤリス専用プラットフォームを採用する。

全幅が広がり3ナンバーサイズとなったGRヤリス

ボディサイズは全長3995mmx全幅1805mmx全高1455mmとヤリスに比べて全長、全幅は大きく、全高は低い3ナンバーサイズのスポーティなスタイリングが特徴だ。

エンジンも1.6リッターターボと1.5リッターガソリンの2種類のみで、1.6リッターターボエンジンには6速MTのみという硬派な仕様となっている。

1.6リッターターボエンジンは272馬力を発揮する

ライバルにも圧倒的な差をつける燃費の良さが魅力!

ヤリスの魅力の一つ目は燃費だ。

ハイブリッドモデル(2WD)ではWLTCモードで35.4~36.0km/Lを実現する。先ほど触れた販売台数上位に位置するコンパクトカーと比較してみよう。同じハイブリッドシステムを採用するトヨタの2代目アクアは33.6~35.8km/Lであるものの、ヤリスクロスのハイブリッドモデルが27.8〜30.8km/Lであることからヤリスがいかに低燃費であるかがうかがえる。

ハイブリッドモデルでは35.4~36.0km/Lの低燃費を実現

同じWLTCモードで比べると、ライバルであるe-POWERを搭載した日産 ノートは28.4~29.5km/L、e:HEVを搭載したホンダ フィットなら27.2~29.4km/Lと、やはりヤリスが圧倒している。

ノートe-POWERの燃費は28.4~29.5km/L, フィットe:HEVの燃費は27.2~29.4km/L

ノートe-POWERの燃費は28.4~29.5km/L, フィットe:HEVの燃費は27.2~29.4km/L

走りの楽しさや充実した安全機能で商品力が高いこともポイント!

二つ目は走りの良さをはじめとする商品力の高さ。

先述したとおり、3ドアボディに1.6リッターターボエンジンに4WDを組み合わせるGRヤリスというモデルも存在するが、価格はエントリーグレードでも396万円とコンパクトモデルにしては少々高価。

よりスポーティな走りが楽しめるGRヤリス

だが、軽快な走りを手軽に楽しみたいユーザーにとっては、1.5リッターエンジンに6速MTの組み合わせを持つ標準モデルのヤリス(Xグレードなら154万3000円)は魅力的だ。

燃費が良いクルマと走りの良いクルマが両立するモデルは多くないが、ヤリスは軽快なコーナリングなどどちらのメリットも感じられる。

低燃費であるだけでなく軽快な走りも魅力だ

また、昼夜の歩行者と昼間の自転車をはじめ、右左折時の対向車、横断歩道上の歩行者などにも対応する衝突被害安全ブレーキなど、今では当たり前となりつつある安全性能も申し分ない。

衝突被害安全ブレーキも申し分ないレベルの機能が搭載

ヤリスシリーズとして多くのユーザーに愛されている

ヤリスシリーズが多くのユーザーに選ばれる理由として、洗練されたデザインや先進安全装備、高い燃費性能がポイントとなっている。

さらに、ヤリスシリーズは異なる3つのモデルが用意されている。

そのため、ヤリスはコンパクトハッチバックならではの軽快でキビキビとした走行を求めるユーザーに、ヤリスクロスはSUVならではの視界の良さや、広い荷室容量が欲しいというユーザーに好評のようだ。

後席は乗降性や快適性ではライバル車に劣る

とくに最近ではヤリスやフィットなどのコンパクトカーは子育てを卒業した50〜60代を中心に、ミニバンなどからダウンサイジングしたいというユーザーがコンパクトカーやコンパクトSUVを選択する傾向にある。こうしたユーザーの心を捉えているからこそ、登録車の中で1位に君臨し続けられているのだろう。

最小回転半径4.8mと取り回しも良い

コンパクトカー市場はハイブリッド競争が激化していきそうだ

最新の2021年10月の乗用車ブランド通称名別順位では、昨年比57%と大幅に落ちている。次いで2位につけたのがトヨタ アクアで7643台だったが、今後さらに伸びる可能性もある。コンパクトカー市場はトヨタ同士の食い合いになりそうだ。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

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