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もっとも安全装備が充実しているのは日産 ルークス&三菱 eKスペースだ! スーパーハイト系軽自動車の安全装備を徹底比較

MōTA / 2021年12月21日 13時0分

日産 ルークス

いわゆるスーパーハイト系と呼ばれる、背が高く、両側スライドドアを備えた軽自動車は、今では軽自動車の主流。どころか、その中のホンダ N-BOXに至っては、軽自動車の販売台数で圧倒しているだけでなく、2017~2020年国内販売台数NO.1の座に君臨する超人気モデルである。 しかし、「軽自動車は安全性が心配」と不安視する人も多いだろう。今回は人気のスーパーハイト軽自動車の安全性を比較していきたい。

日産 ルークス

圧倒的な室内空間や後席乗降性が魅力のスーパーハイト系軽自動車

軽自動車の中でも人気のあるスーパーハイト系軽自動車の魅力は、何と言ってもボックス型ミニバンをスケールダウンしたような堂々としたスタイリングと存在感。

そして両側スライドドアによる後席乗降性の良さ、中型セダンなどを圧倒し、Mクラスボックス型ミニバンに迫る圧巻の室内空間の広さである。

スライドドアで乗り降りもしやすい

ターボモデルを選べばフル乗車でのロングドライブも楽々快適。まさに日本を代表する、ファーストカーにもなりうる国民車というべき存在なのである。

価格こそ軽自動車の中では割高だが(約150~200万円)、それを補って余りある商品性を備えていると言っていい。

とはいえ、軽自動車だから安全性が心配……という人もいるはず。筆者はN-BOXの衝突試験の現場に立ち会った経験があるのだが、軽自動車の衝突安全性能は今や飛躍的に向上。

軽自動車の安全性は飛躍的に高まっている

その点は安心していいと思うのだが、ここでは、安心・安全・快適なドライブにかかわる先進運転支援機能について、スーパーハイト系軽自動車全5台(ホンダ N-BOX、スズキ スペーシア、ダイハツ タント、日産 ルークス/三菱 ekスペース)を比較してみたい。

先進運転支援機能のホンダセンシングを全車装備! 一部改良で実用性も高まったホンダ N-BOX

N-BOXは全タイプに先進運転支援機能のホンダセンシングを標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラを備え、衝突軽減ブレーキは横断中の自転車、夜間の歩行者にも対応。そのほか、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、後方誤発進抑制機能などを搭載。

N-BOXはホンダセンシングを標準で装備する

ただし、誤発進抑制機能にブレーキ制御は付いておらず、やや見劣りする。

また、高速走行でのドライバーのストレスを低減してくれるACC(アダプティブクルーズコントロール)は、N BOX誕生10周年となる2021年12月16日の一部改良で、すでにN-WGN、N-ONEで採用済みのオートブレーキホールド機能付き電子パーキングブレーキの搭載とともに、念願の渋滞追従機能を追加。ACCのありがたみをもっとも感じさせてくれるシーンでの機能性、実用性が高まった。

一部改良でACCには渋滞追従機能が付いた

エアバッグは運転席、助手席用が全タイプに標準装備。サイド&カーテンバッグはカスタム全タイプに標準装備。標準車は一部グレードに標準装備されている。

後方誤発進にブレーキサポートが用意されるスズキ スペーシア

スペーシアはスズキの予防安全技術、スズキセーフティサポートを用意。非装着グレードがあるのが不思議だが、ぜひとも装着車限定で選んでいただきたい。機能はデュアルカメラによるブレーキサポート、誤発進抑制機能、ふらつき警報、ハイビームアシスト、後退時ブレーキサポート、車線逸脱抑制機能(HYBRID Xアップグレードパッケージ装着車)、誤発進抑制機能などがあり、注目は後方誤発進にブレーキサポートが付く点だ。

つまり、抑制だけでなく、しっかりブレーキまで作動してくれるのである。

スズキ スペーシア

ACCは全車速に対応し、先行車が停止した時には自車も停止。約2秒間、停止保持してくれる。ただし、車線逸脱抑制機能は警報のみ。エアバッグは運転席、助手席、サイド&カーテンバッグの6バッグが標準装備されている(スズキセーフティサポート非装着車を除く)。

スズキ スペーシア ハイブリッドX

駐車支援機能まで付いているダイハツ タント

タントは1グレードのみの非装着車グレードを除き、全タイプに軽自動車としていち早く採用した先進運転支援機能のスマートアシスト(略称スマアシ)を全タイプに標準装備。その内容は一部オプションを含み全17種類。

とはいえ、衝突回避支援ブレーキ、衝突警報機能、前後ブレーキ制御付き誤発進抑制機能、車線逸脱抑制機能、ふらつき警報、オートハイビームなどは全タイプに標準装備されている。

スマートアシストはほぼ全グレードに装備

そのほか、コーナリングトレースアシスト、駐車を容易にする軽自動車初のスマートパノラマパーキングアシストまで用意されてるのだ。

ACCは全車速に対応しているが、足踏み式ブレーキということもあって、停止保持はスペーシア同様に2秒まで。エアバッグは運転席、助手席、サイド&カーテンバッグの6バッグが全タイプに標準装備されている。

ダイハツ タント

安全性能評価で最高評価のファイブスターを受賞した日産 ルークス/三菱 ekスペース

JNCAP、2021年自動車安全性能評価でファイブスター賞を受賞しているのが日産 ルークス(ハイウェイスターX 2WD/ハイウェイスターX プロパイロットエディション 2WD、日産オリジナルナビゲーション装着車)。

日産 ルークス

先進運転支援機能としては、二輪車、自転車も認識するインテリジェントエマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱防止支援システム、軽自動車初の前方衝突予測警報などを用意。前後誤発進抑制機能には前後ともにブレーキ制御が付く。

また、電子パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能を備え、プロパイロットによるACC機能は全車速対応で、停止保持も自動で行ってくれるから、高速巡航時はもちろん、高速道路での渋滞時にもっとも有難みを感じさせてくれるのだ。

プロパイロットを用意する

エアバッグは運転席、助手席、サイド&カーテンバッグの6バッグ、そしてエアバッグ展開連動ハザードランプ点灯機能が標準装備されているほか、上級グレードにはニーエアバッグも追加されている(最大8エアバッグ)。

三菱 eKスペース

事故や体調不良、あおり運転などでも使用できるSOSコールを装備

しかも、ルークスには高級車ではおなじみのSOSコール(ヘルプネット)も用意。

事故、急病など万一の際(あおり運転被害時を含む)、頭上のボタン一つでオペレーターに接続でき(スマホのようなSIM=車載通信機を搭載)、会話が可能。

SOSコールボタン

オペレーターが警察や消防への連携をサポートしてくれるのだ。高性能な位置情報、センサー情報によって自車の位置もオペレーターに伝わっているから、自身で場所を説明する必要もなし。エアバッグ展開時には自動でオペレーターに連絡されるから安心だ。

緊急時にオペレーターがサポートしてくれる

また、日産コネクトナビを装備すれば、スマホとの連携が可能で、オペレーターサービス(有料オプション/1年間無料)によっては、走行中でもオペレーターとの会話で飲食店やガソリンスタンドなどの情報が得られるほか、遠隔でナビの目的地設定を依頼することまでできるから超便利。ここまで軽自動車でできるのは、日産 デイズやこのルークスといった日産車だけである。

オートブレーキホールドや誤発進抑制機能の有無が重要だ

もっとも、街乗りメイン、高速道路などまず走らない……という人にとっては、ACCの機能の良し悪しについてはあまり関係ないと言っていい。

むしろこだわるべきは、誤発進抑制機能のブレーキ制御の有無、そして街乗りメインだからこそ威力を発揮してくれる、運転席の足元がすっきりする効果もある電子パーキングブレーキとセットになるオートブレーキホールド機能だろう。

ルークスとekスペースに用意されるオートブレーキホールド機能は信号待ちやスーパーマーケットの料金所などで、ブレーキから足を離してもブレーキ機能が維持される先進装備。

オートブレーキホールド

筆者も愛用しているが、運転中、ブレーキを踏み続けなくていいことから、右足の疲れが劇的に低減。靴底の減りも減少するかも知れない超ありがたい機能なのである。

もっともレベルが高いのは最新モデルであるルークス&eKスペースだ!

こうして5台のスーパーハイト系軽自動車の先進運転支援機能を比較してみると、やはりより新しい日産ルークスと三菱ekスペースの充実度が際立ち、とくにルークスはS0Sコール、オペレーターサービスまで用意しているのだから、JNCAP、2021年自動車安全性能評価でファイブスター賞の受賞を含め、完璧と言っていいだろう。

日産 ルークス

日産プロパイロット、三菱マイパイロットはスムーズな追従走行制御はもちろん、直線だけでなく、カーブまで車線中央をトレースしてくれるステアリングサポートもあって、長距離移動の快適度、疲れにくさは文句なし。ロングドライブ派なら、ルークスとekスペースの先進運転支援機能により大きな魅力があると言っていいだろう。

三菱 eKスペース

もちろん、どの車種でも基本的な安全装備は充実しているから、どれを買っても心配はいらない(日産ルークスと三菱ekスペースが特別すぎるのだ)。高速走行の機会の多いユーザーにとっては、N BOXに電子パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能、そして渋滞追従機能付きACCが追加装備された点も見逃せないポイントだ。あとはクルマのデザインの好みや装備類、使い勝手、価格などを吟味して選べばいいだろう。

【筆者:青山 尚暉】

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