新型ノート e-POWER、好調の理由はコンパクトカーとは思えない走り、内外装の高い質感【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2022年1月7日 18時0分
その年で最も優秀なクルマの1台に与えられる栄誉「日本カー・オブ・ザ・イヤー」。昨年2021年の第42回 2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤーでは「日産 ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO/ノート AUTECH CROSSOVER」が受賞した。また、直近の販売台数も自販連(一般社団法人日本自動車販売協会連合会)が発表するデータでは、2021年9月6830台、10月5502台、11月9412台と高い人気を誇る。その人気はどこから来るのか? ここでは、購入検討者やオーナーなどがSNS上で挙げているみんなの声を紹介していく。
月平均で約7500台と絶好調の新型ノート e-POWER
2020年12月23日(水)、8年ぶりにフルモデルチェンジを行い発売開始した日産 新型ノート e-POWER。同タイミングでは、“プレミアムスポーティ”をテーマにしたカスタムカーである新型ノート AUTECH(オーテック)も登場。その後、2021年8月には新型ノート e-POWERより一回り大きくなボディサイズ、外装細部のデザイン変更、内装も全域に渡り質感がアップした新型ノート オーラが登場したほか、新型ノート オーラをベースに走行性能を強化させた新型ノート オーラNISMOも追加設定された。
さらに2021年10月には、新型ノート AUTECHにクロスオーバーテイストが加えられたモデル「ノート AUTECH クロスオーバー」も新たにラインナップに登場した。
そんな新型ノート e-POWERシリーズの2021年1月~11月の販売台数は8万2437台。月平均にするとおよそ7500台と近年の半導体問題などを加味しても、高い売れ行きを維持している。
文字通り新型ノート e-POWERが躍進した1年となったが、SNS上では様々な好意的な声が挙がっている。
まず見受けられたのは、
「出力の大きいモーターによる走行性能が良い」
「フィットと検討したが、静粛性の高さからノートをオーダーした」
「乗り心地が良く燃費も良いから満足している」
など、第二世代に進化したe-POWERによる走行性の良さなどを評価している声が多く存在した。
コンパクトカーとは思えない走り、内外装の質感に高評価の声
さらに、走行性能と共に多く挙がっているのがデザイン性の高さや内装の質感の高さについての声。
「外装のデザインも高く、内装の質感も良い。走りも満足できるものだし、装備も充実しており大満足」
「内装の質感に惚れてオーテックを契約」
「コンパクトカーと思えば高いかも知れないけど、見た目もカッコいいし、装備の充実度や走りなどクルマの出来をみたら割安だったのでオーラを注文した」
「充実した装備で350万円なら魅力的なプレミアムコンパクト。現在、輸入車からの乗り換えを検討中」
先述の走行性能の声と合わせ、どれも共通しているのは、これまでのコンパクトカーの概念を覆す高い走行性能、内外装の質感を評価する声。新型ノート e-POWERが205万4800円~、新型ノート オーラが261万300円~といった価格(それぞれ税込)も、単に価格だけ見ると割高に見えてしまうものの、このパッケージングで考えると割安だとする声が挙がっており、オーナーの満足度は揃って高い印象だ。
新型ノート e-POWERを機に巻き返しを期待したい日産
そんな中、
「日産で選ぶとなるとこれしかないだけ。本当は喜んではダメな事態」
「どうしても日産車が良いという層の受け皿がこれだけというのは無茶がある」
といった見過ごすことのできない声も少なくない。カタログモデルの減少やエクストレイルなど新型モデル登場の遅延など、現状の日産のラインナップの中で目玉と言えば新型ノートe-POWERシリーズぐらいしかないと言われてしまえば、返す言葉が出てこないのも確か。
ラインナップに対する課題、非難の声はあるものの、新型ノートe-POWERシリーズを機に巻き返しに期待がかかる日産。先述の新型エクストレイル登場の遅延などで、相次ぐファン離れが見受けられたものの、
「トヨタ一強では面白くないので日産には頑張ってほしい」
「最近は日産アンチが多いけど、こういうクルマがたくさん売れてGT-RやZの生産を頑張って続けてほしい」
と、日産を推す声はまだまだ存在する。新型EVのアリアや新型フェアレディZなど、今後も注目モデルの登場が予定されており、これからの日産に期待したい。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
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