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新型ノア/ヴォクシーで車中泊は可能!? 身長180cmの編集部員がさっそく実際に寝てみた

MōTA / 2022年1月26日 10時0分

トヨタ 新型ノア/ヴォクシー「トヨタ 新型ヴォクシー S-Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)」[2022年1月13日フルモデルチェンジ] [Photo:島村 栄二]

トヨタの人気Mクラスミニバン、ノア/ヴォクシーが2022年1月13日(木)にフルモデルチェンジを実施した。4代目となる新型は室内空間も拡大し、快適度もアップ! ならば気になるのは車中泊の性能だろう。さっそくいつもの編集部トクダ(身長180cm)が、実際に新型ノア/ヴォクシーで“寝心地”を試してみた! 7人乗り仕様も8人乗り仕様も、どちらも車中泊は可能だ。実際に寝ころんでみた様子をご紹介しよう。

トヨタ 新型ノア/ヴォクシー「トヨタ 新型ヴォクシー S-Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)」[ボディカラー:マッシブグレー/2022年1月13日フルモデルチェンジ] [Photo:島村栄二]

セカンドシートが左右独立型となる7人乗り仕様でも車中泊は実現出来る!

写真はトヨタ 新型ノア Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り/内装色:ダークブラウン)

さっそく新型ノア/ヴォクシーの車内をチェックしてみよう。新型では主に2つのシート形態がある。まずは7人乗り仕様から。

写真の通り、セカンドシート(2列目席)が左右独立式となっていて快適に座ることが出来るほか、サードシート(3列目席)への移動も容易なタイプだ。いっぽうで7人乗り仕様では左右席の間が空いてしまうのが難点である。果たして快適な車中泊は可能なのだろうか。

セカンドシートとサードシートをフルフラットにすると快適な“寝床”が誕生する

実際の新型ノア/ヴォクシーで、車中泊が可能か試してみることにした。テスト車両は「新型ヴォクシー S-Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)」だ。

セカンドシートのヘッドレストを外し前後スライド調整のうえ、サードシートとつないでフルフラットにした状態

写真の通り、セカンドシートのヘッドレストを外し前後スライド調整のうえ、倒したサードシートとつなぐとフルフラットになる。

ただし先にお詫びしておくと、撮影時にバックドアが半開きになったまま気付かずにサードシートを倒してしまった。実際にバックドアを完全に閉めた状態だと、サードシートはもう少し起き上がる。正しい状態は、下の8人乗り仕様の写真を参照にして欲しい。

身長180cmの筆者(編集部トクダ)が実際に寝ころんだ状態。ただし写真ではバックドアが半開きになっており、実際ドアを完全に閉めるとサードシートはもう少し起き上がる状態になる(8人乗り仕様の写真を参照のこと)

ともあれ身長180cmの筆者が寝ころんでも上下の空間にまだ余裕があることが写真でもお分かりになるだろう。実際に寝る際には、キャンプなどで用いるエアマットなどを敷き、すき間や段差を補正することで、より快適に眠れるよう工夫したいところだ。

ただし、例えば親子3人で川の字になって…という就寝は、シート間をしっかり埋めないと難しい。

フロントシートとセカンドシートをフルフラットにする方法もあるが段差が大きくやや寝づらい

シートアレンジはもうひとつのパターンも。サードシートは左右に跳ね上げ、フロントシート(運転席・助手席)とセカンドシートをフラットにした状態だ。もちろんこれでも寝ることが出来るが、シートの段差はこちらのほうが大きい

ちなみにフルフラットにするシートアレンジとしては、フロントシートとセカンドシートをつなげるパターンもある。ただしこちらのほうがシートの段差が大きい。左右席の間にはシフトやセンターコンソール、テーブルなど様々な段差や隙間も生じる。こちらのスタイルでの車中泊はあまり推奨しない。

セカンドシートがベンチタイプとなる8人乗り仕様はさらに車中泊向きだ

写真はトヨタ 新型ノア G(ハイブリッド・2WD・8人乗り/内装色:フロマージュ)

続いては、より快適な車中泊が実現できそうな8人乗り仕様も試してみる。テスト車両は「新型ヴォクシー S-G(ガソリン・2WD・8人乗り)」だ。

撮影車は「新型ヴォクシー S-G(ガソリン・2WD・8人乗り)」だ

写真でお分かりの通り、これから親子3人が川の字となって就寝することも出来るだろう。昨今ミニバンは、セカンドシートが独立した7人乗り仕様の人気が高いが、車中泊派にとっては、あえて8人乗り仕様を選択する最大の理由となり得る。

身長180cmの筆者(編集部トクダ)が実際に寝ころんだ状態。フロントシートはさらに前方へスライドのうえ前倒しすると、足先のスペースはもっと拡がる

実際のスペースや寝心地が気になる方は、事前に販売店のホームページなどで展示車両に8人乗り仕様があるかどうかを確認しておくと良いだろう。

小柄な人限定なら広大な荷室スペースを活用する方法もある

セカンドシートを前倒しし最も前にスライドさせた状態。この際の荷室長は1650mmだ(トヨタ社内計測値)

広い荷室を車中泊スペースとして活用することも出来る。ただしセカンドシートを前倒しして最も前にスライドさせた状態での荷室長は最大でも1650mmに過ぎない(トヨタ社内計測値)。身長180cmの筆者の場合は無理だが、小柄な方やお子さんならイケる寸法だし、筆者の場合でも斜めに寝れば大丈夫だ。こういうパターンもあるということも念のため覚えておくと良いだろう。

サードシートを使用しフル乗車した場合、後部の荷室長は270mm。ただし床下には深い収納スペースが確保されているので、ベビーカーやゴルフバッグなど大きな荷物を縦に積むことも可能だ

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:島村 栄二・TOYOTA]

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