イマドキ女子が気にするのは「コスパ」「先進性」「デザイン」!? 条件に見合う「令和のデートカー」になりそうなモデル3選
MōTA / 2022年5月16日 12時0分
クルマを取り巻く環境は時代とともに大きく変化している。かつてはクルマを持つことがステータスとされ「デートカー」と言われるモデルが存在していたが、現在では娯楽の種類が増え、クルマへの関心も下がっている。 しかし、コロナ禍では密を避けた移動手段としてクルマが再注目を集めた。そんな中で、今回は「令和のデートカー」になり得そうな「コスパ」「先進性」「デザイン」に優れたモデルを3台紹介したい。
コンパクトなSUVはテッパン! トヨタ ヤリスクロス
「令和のデートカー」を考える上で外せないのはやはりSUVだ。身近な20代女性にあらゆるボディタイプを見せて「どのクルマに乗ってみたいか」というアンケートを取ったところ、ダントツでSUVが選ばれた。しかし、彼女たちは本格的なオフロード車までは求めていないという意見がほとんど(イカツすぎるようだ)。
そんな「街中でも映えるカッコいいSUV」、ただし「コストは抑えたい」というモテたい男性の心理を突いたモテカーの筆頭株として取り上げたいのがトヨタ ヤリスクロスだ。
ヤリスクロスはトヨタのグローバルコンパクトカー「ヤリス」のSUVモデル。2020年8月に発売されてから瞬く間に人気の高いコンパクトSUVの仲間入りを果たした。ヤリスクロスのボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1560mm、ホイールベース2560mm。ヤリスクロスは先に述べた通り、ベースのヤリスとプラットフォームを共有した小さいサイズが魅力だが、後席スペースは大人が乗るには少し狭く感じる。
しかし、今回はあくまで「デートカー」なので後席には荷物を置く程度と考えると、それほど不満には感じないだろう。パワートレインは1.5リッターのガソリンとハイブリッドを用意する。価格は179万8000円~281万5000円と、ミドルサイズのSUVでは300万円を超えてくるモデルもある中で、必要十分なサイズ感とコストパフォーマンスが魅力的だ。
また、女性は将来を見据えた「お金の使い方」も気にするもの。車両自体のコストもそうだが、次に重視されるのは燃費だろう。その点、ヤリスクロスは低燃費なのも大きな魅力。なかでもハイブリッドモデルはWLTCモード(以下同)で27.8km/L~30.8km/L(FF)と圧倒的だ。価格の安さも魅力のガソリンモデルも18.8km/L~20.2km/L(FF)で、こちらも十分満足できるレベルと言える。
先進性と高級感が女性の心をくすぐる! 日産 ノート オーラ
さて、コンパクトSUVの魅力については先ほど述べたので、この後はSUV以外のボディタイプから紹介していきたい。まずは日産 ノート オーラだ。
ノート オーラは日産のコンパクトカー、ノートをベースとしながらも前後デザインをオリジナルのものに変更。ノート オーラの全長はアクアと同等の4045mmだが、全幅は1735mmに拡幅されて3ナンバー車だ。また内装は液晶メーターからナビ画面、その左側に位置するツイード調織物を巻いたインパネがおしゃれ。ほどよい先進感と見栄えがよく、BOSEのヘッドレストスピーカーなどのオプション装備も魅力的で、全体的にノートより高級感がある。 女性の中には目新しいもの、綺麗でおしゃれに感じるものには目がない、という人もいる。こうした女性にとってはノートよりもノート オーラの方が魅力的に映るのではないだろうか。価格は261万300円〜295万7900円、燃費は27.2km/L(2WD)となる。ここで「少し価格が高いな」と感じた人もいるだろうが、今回は安全性にフォーカスして考えたい。
初めてのデートを想像してみよう。前日はワクワクして寝られない。当日の朝は張り切って出かけていき、テーマパークでも山や海でもどこでも良いのだが、目的地まで向かう。企画したデートを成功させたい、なんとか彼女を楽しませたいと奮闘するだろう。そして彼女の家もしくは最寄りの駅などまで送っていく。自宅へ帰る。こうした一日のデートを考えたとき、帰り際はかなり疲れてしまいそうだと思った人も多いだろう。
そんな人にオススメなのが、日産のプロパイロット機能だ。プロパイロットは高速道路の運転をサポートする先進安全機能のひとつ。スイッチを押してプロパイロット機能をオンにすることでアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがアシストし、運転疲労の軽減や交通事故の予防などに貢献する。
ノート オーラのプロパイロットは手放し運転ができない1.0バージョンだが、細かな改良が施されている。とくに高速道路における合流だ。これまでプロパイロット1.0のモデルでは、先行車が車線変更をして割り込んできた際に、自車の正面に位置するまで減速しないことが多かった。
しかしノート オーラの場合は割り込んでくる先行車がセンターラインを超えた直後に検知し、自然な減速がなされる。
現在、一部条件下で手放し運転等が可能となるプロパイロット2.0搭載車はアリアとスカイラインの2車種のみ。アリアは電気自動車ということもあり539万円から、スカイラインもハイブリッドモデルのみとなるため557万5900円からとかなり高額となる。そのため、比較的安価に最新の安全装備を考えるなら、ノート オーラという選択肢もありなのではないかと思う。
可愛らしさとSUV感を両立させたスズキ ハスラー
軽自動車といえばホンダ N-BOXをはじめとする背の高いスーパーハイト系が人気だが、最大乗車人数の4人で使うことを考えなければ、背高である必要はないかもしれない。
そこで、クロスオーバーSUVのような外観でありながら、丸目ヘッドライトやスクエア型のボディなど可愛らしさもあるスズキ ハスラーを挙げたい。
見た目はオシャレで街中にも映える、軽自動車で車両本体価格(ハスラーの価格は138万7100円~181万7200円)や維持費も抑えられる、燃費も良い、という良いところ取りをしたようなモデルと言える。ハスラーはマイルドハイブリッドを全車に標準装備しているため、2WDのNA車は25.0km/L、2WDターボ車は22.6km/Lと十分な性能を誇る。またジムニーほど悪路に強いわけではないが、最低地上高を180mmとしているため、ちょっとした悪路や雪道なども通るというライトにアウトドアを楽しみたい人にもオススメできる一台だ。
インテリアに目を向けると、メーター、オーディオ、そして助手席側の収納スペースを丸で囲っており、道具感と可愛らしさを両立している。 さらに助手席側に設置されたインテリアアッパーボックスと名付けられた収納部分にはティッシュボックスを入れることもでき、折りたたみテーブルとしても使用可能と、使い勝手の良さはバツグン。軽自動車だからといって侮れない仕上がりになっているのだ。 ほかにもハスラーを語る上で外せないのがカラーバリエーションの豊富さ。街並みに映える色鮮やかな2トーンのボディカラーに、女性も思わず「カワイイ!」と言ってしまうかも!? 【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】外部リンク
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