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メルセデス・マイバッハ Sクラス、次世代ヘッドライト ‘DIGITAL LIGHT’ 世界初公開

MotorFan / 2018年3月8日 12時10分

メルセデス・マイバッハ Sクラス、次世代ヘッドライト ‘DIGITAL LIGHT’ 世界初公開

メルセデス・マイバッハに次世代のヘッドライトが登場する。光で目がくらむことがない、200万画素にものぼる高画質の表示が可能な革新的技術 ‘DIGITAL LIGHT’ がメルセデス・マイバッハSクラスにおいて量産を開始するとのことだ。ジュネーブモーターショーにおいて世界初公開されたこの最新技術を載せたSクラスは2018年の前半中にカスタマーの手に渡ることになる。

「ヘッドライト一つあたり100万画素の解像度を持つこの ‘DIGITAL LIGHT’ はすべての運転状況において理想的なコンディションをつくる手助けになるだけでなく、運転アシストシステムの範囲をさらに広めることができる。」とダイムラー社取締役員Ola Källenius氏はコメントした。
この革新的な‘DIGITAL LIGHT’ヘッドライト技術は運転アシストやコミュニケーションの幅を広げる。従来の ‘MULTIBEAM LED’ ヘッドライトと比べ、‘DIGITAL LIGHT’ はより精密な表示のコントロールが可能で、道路上の他の車の運転手の目がくらむ危険性が大幅に下がった。メルセデス・ベンツが掲げる INTELLIGENT DRIVE 戦略の一環として、道路での安全性の向上につながることが期待されている。

‘DIGITAL LIGHT’ ヘッドライトには一基あたり100万もの超小型リフレクタがついている。クルマ一台当たり200万ということになる。カメラやセンサーが前方の状況を感知し、強力なコンピューターがものの数ミリ秒でデータやナビを解析する。得られたデータをもとに適切な表示を‘DIGITAL LIGHT’ ヘッドライトが投影するという流れだ。


革新的な機能を備えた高画質ヘッドライト

革新的な ‘DIGITAL LIGHT’ 技術は路面に高画質の記号などの表示も可能である。ナビとは異なり、運転手の視界に直接情報が入るようになる。それだけではなく、周りの人や車とのコミュニケーションも可能になる。

ガイドライン:工事現場などの狭い通路を走行中、車両の幅と同じ幅の線を2本投影する。これにより、狭路を走行中にもどれぐらいスペースに余裕があるのかなどが一目でわかる。

歩行者注意喚起:歩行者を車線至近の危険なエリアで検出すると、方向を示す矢印を投影する。

車間マーク:DISTRONIC PLUSなどを使用して車両間隔を一定に走行する際、適切な間隔のラインを道路上に表示する。

‘DIGITAL LIGHT’ ヘッドライトは他にも危険防止のための機能が備わっている。例えば、意図せず車線を離れようとしてしまいそうになった時、 ‘DIGITAL LIGHT’ は車線を強調して運転者に知らせるような表示を投影できる。
量産が開始すれば以下の記号の表示機能も追加されるとのことだ.

• すべりやすい/スリップ注意
• 工事現場
• 追突注意
• 制限速度表示
• 死角注意


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