スバル新型フォレスター、マツダCX-5、三菱エクリプスクロス 最新SUV、どれを選ぶか? 比べてみよう
MotorFan / 2018年5月19日 14時40分
世界的なSUV人気もあって、魅力的なSUVが次々と登場する。最新モデルと言えば、スバル・フォレスター、三菱エクリプスクロスなどがすぐに思い浮かぶ。マツダCX-5も人気だ。小さすぎない、大きすぎないサイズのSUV。モデルによってどんな特徴があるのだろうか?
比べてみればいろいろわかる
いま注目のSUVと言えば、新型フォレスターだ。SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)として初の本格SUVとして開発され、パワートレーンにもe-BOXERと呼ぶモーターアシスト機構を組み込んだモデルをラインアップした。
フォレスターについては、別の記事も参照していただきたい。
まずはサイズ ほどよい大きさはどのモデル?
スバル、マツダ、三菱の重要モデル3車種のなかで、フォレスターは、e-BOXER搭載の「Acvance」を、エクリプスクロスは、FFモデルのGのFF、CX-5はディーゼルエンジン搭載のXDのFFモデルを選び出した。
車重はどうだろう?
フォレスター Advance:1640kg
エクリプスクロス G:1480kg
CX-5 XD(FF):1610kg
フォレスターは、AWDで、なおかつモーター+リチウムイオン電池を搭載している分、やはり重い。CX-5もディーゼルエンジン搭載モデルを選んだので、FFと言えども、1.6t超えになる。
最小回転半径は?
最小回転半径はどうだろう? 最小回転半径でクルマ選びをする人はほとんどいないだろうが、小回りは効くにこしたことはない。
フォレスター Advance:5.4m
エクリプスクロス G:5.4m
CX-5 XD(FF):5.5m
とほぼ同じである。
フォレスター Advance 室内寸法:2100×1545×1270mm
エクリプスクロス G 室内寸法:1870×1490×1240mm
CX-5 XD(FF)室内寸法 1890×1540×1265mm
フォレスター Advance 2.0ℓBOXER4+CVT+モーター
エンジン:2.0ℓ水平対向4気筒DOHC+モーター(13.6ps/65Nm)
最高出力:107kW(145ps)/6000rpm
最大トルク:188Nm/4000rpm
トランスミッション:リニアトロニックCVT
レシオカバレッジ:7.03
駆動方式:フルタイムAWD
エクリプスクロス G 1.5ℓダウンサイジングターボ+CVT
エンジン:1.5ℓ直4DOHCターボ
最高出力:110kW(150ps)/5500rpm
最大トルク:240Nm/2000-3000rpm
トランスミッション:CVT
駆動方式:FF
レシオカバレッジ:6.96
CX-5 XD(FF)
パワートレーンは3車3様だ。
BOXERエンジンにCVT+モーターというマイルドハイブリッドを積むのがフォレスター。エクリプスクロスは、2.2ℓ直4ディーゼルターボ+8速ATのモデルもラインアップされるはずだったが、結局国内は1.5ℓ直4ダウンサイジングターボ+CVTに落ち着いた。CX-5は、マツダ自慢の2.2ℓ直4ディーゼルターボと自社開発の6速ATだ。3モデルともまったく異なる性格のエンジンとトランスミッションを積むので、ここは好みが分かれるところだろう。
では、燃費は?
フォレスター Advance JC08モード燃費:18.6km/ℓ
エクリプスクロス G JC08モード燃費:15.4km/ℓ
CX-5 XD(FF) JC08モード燃費:19.0km/ℓ
燃費に関しては、マイルドハイブリッドのフォレスターとディーゼルのCX-5が一歩リードの印象だが。
この2モデルは、JC08モード以外に、今後JC08から切り替わるWLTCモード燃費も発表されている。より実走行とのかい離が少ないと言われるWTLCの数字も見てみよう。
スバル・フォレスター Advance
JC08:18.6km/ℓ
WLTC:17.4km/ℓ
WLTC市街地:14.0km/ℓ
WLTC郊外:11.2km/ℓ
WLTC高速道路:14.2km/ℓ
マツダCX-5 XD(FF)
JC08:19.0km/ℓ
WLTC:17.4km/ℓ
WLTC市街地:13.9km/ℓ
WLTC郊外:17.6km/ℓ
WLTC高速道路:19.6km/ℓ
こうしてみると、フォレスターのe-BOXER搭載モデルは市街地が得意、郊外や高速道路はCX-5のクリーンディーゼルの方が得意ということが言えそうだ。
最後に、SUVでどこまでも遠くまでドライブしたい! というときの「航続距離」も考えてみよう。
燃料満タンで、どこまで走れるのか?
ここでは、燃料タンク容量×JC08モード燃費で計算してみよう。
まずは、フォレスターAdvance。
燃料タンク容量:48ℓ
航続距離:892.8km
エクリプスクロス G(FF)
燃料タンク容量:63ℓ
航続距離:970.2km
CX-5 XD(FF)
燃料タンク容量:56ℓ
航続距離:1064km
となった。
フォレスターは、リヤにリチウムイオン電池を搭載する関係で燃料タンク容量が小さい。ちなみに、コンベの2.5ℓエンジン仕様は63ℓのタンク容量があるから航続距離は919.8kmとなる。
燃料は、フォレスターとエクリプスクロスがレギュラー仕様、CX-5は軽油である。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
マツダ 新型CX-80の予想価格は500万円〜! サイズや内装も合わせて解説
MōTA / 2024年4月23日 18時30分
-
スバル フォレスター Advance、アクティブにより使いやすく…利便性と安全性が向上[詳細画像]
レスポンス / 2024年4月14日 14時45分
-
【2024年】おすすめの国産・輸入ディーゼル車10選|メリット・デメリットも合わせて解説
MōTA / 2024年4月5日 18時30分
-
スバル「フォレスター」買うなら“新型モデル”を待つべき?成熟しきった“現行モデル”を選ぶ価値はどこにある?
くるまのニュース / 2024年3月30日 10時10分
-
スバル インプレッサ vs トヨタ カローラスポーツ徹底比較評価 失敗・後悔しないクルマ選び
CORISM / 2024年3月25日 17時17分
ランキング
-
1納豆のタレやワサビなどの余った小袋調味料は、どう処分すればいい? 正しい捨て方と活用法
オールアバウト / 2024年4月23日 20時15分
-
2家のネット回線が遅いです。中継機かメッシュWi-Fiの導入を検討しているのですが、どちらがいいですか?
オールアバウト / 2024年4月23日 21時25分
-
3流行りの調理法も実はNG? 炊飯器が壊れやすくなる使い方5選【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年4月23日 21時15分
-
4ゲームプログラミング入門書、横浜の15歳が完成 「ないなら自分で書く」制作経験盛り込んだ380ページ
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年4月22日 11時30分
-
5迷惑おじさんキャンパーの“ある行動”のせいで家族キャンプが台無し。注意するとまさかの反応
女子SPA! / 2024年4月14日 8時47分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください